■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/07/31/mh011484.html 



上海:李耀華さん連行され、90歳の父親が孤独に 

(明慧日本)中共(中国共産党)が法輪功を迫害してから10年になる。上海盧湾区の法輪功修煉者の李耀華さん一家は、警官らに何度も私生活を妨害され、精神的な恐怖を覚え、落ち着いて日常生活を送る環境を失った。

 2009年6月4日の夜、上海徐匯区の警察、国家保安局、田林警察支署らの警官が李さん宅に来て、李さんと母親の張軼博さんを連行した。情報によれば2人は逮捕に切り替えられ。同時に法輪功修煉者の張勒(男性)、盧玉之さん、叶鶯さん3人を逮捕した。

 李さんの父親の李善槙さんは91歳で、法律に従えば父親の世話するのは李さんで仮釈放されなければ誰が世話をするのか? しかも李さんは脊髄がSの字に曲がっているため、医者の話によれば「荷物を3〜5キロまでしか持ってはならず、長時間立ったり、座たりすることが出来ない状態にあり、病状が進行していくに連れ、下半身不随となる可能性が大で、大小便の失禁が起きる」とのことであった。

 台湾で長く生活していた人生を終えて上海へ、中国では「木の葉が落ちればいずれは根元に帰る」という言葉があり、張さんは長年生き別れとなった娘を頼って故郷の上海に戻って来た。しかし、考えもしなかったのは、娘が不法な扱いを受けていて、張さんは高齢の上、世話をしてくれる人がいないため、寂しい毎日を送っている。張さんは娘の仮釈放を申請したのだが、回答の期限を過ぎても何ら回答を得ていない。それから、張さんの申請理由に対して何一つ検証していないことが分かった。例えば娘の病状についてもその一つで、病状の検査を受けさせていなことが判明した。

 法輪功は1999年から濡れ衣を着せられ、長期にわたり迫害されてきた。2001年頃、李さんは北京へ陳情に行ったことで、上海に戻った李さんは度重なる理不尽な扱いを受けてきた。その後、毎日24時間監視され、玄関口に2人の警官が居座り、出かける時も付いて来ていた。警官は無断で家に入り込んだり、尋問したりしていて、安らかな日はなかったのである。

 中共がいわゆる「敏感日」になると、警官は電話をかけたり、家にやって来たりし、居住区委員会の人、または隣近所の人たちに監視をさせたりしていた。特にオリンピックのときは2ヶ月ほど拘束されていた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年7月31日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/7/16/204646.html

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