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遼寧省:丹東市の裁判所は弁護士の弁護を妨害した

(明慧日本)最近の情報によると、遼寧省丹東市の法輪功修煉者・張舒ショウさん、張舒霞さん、趙宏順さんの3人は丹東市振興区の裁判所ですでに秘密裏に判決を下され、舒ショウさんと舒霞さん姉妹は7年、趙さんには3年の不法な判決が言い渡された。一方、同市元宝区の裁判所では7月28日、法輪功修煉者・王香菊さんに対し不法な審理を開き、馬裁判長は「弁護士を呼べば呼ぶほど重い刑を下す。弁護士の無罪弁護は許さない」と脅した。

 張さん姉妹を含む3人の事例

  丹東市の法輪功修煉者・張舒ショウさんと張舒霞さん姉妹は法輪大法の修煉を通して、健康になり、精神的にも向上した。姉妹は写真館を経営し、親切な接客態度と巧みな腕前で地元の人気店になり、平穏に暮らしていた。

  2009年3月30日、丹東市公安局一処の警官5人が張さん姉妹の店に押し入り、パソコンのウイルス感染を調べるという名目で、家宅捜索した。さらに法輪功の資料が見つかったという口実で姉妹を連行した。同日、姉妹と会った法輪功修煉者・趙広順さんも連行された。現在、同市公安局一処処長・杜国軍と警官の沙麗霞が担当している。

  同年6月25日8時半ごろ、丹東市振興区の裁判所で3人の不法な審理が開始された。審理前に、刑事担当の副所長が2人の弁護士を訪ね、姉妹の弁護をする王弁護士の出廷を阻んだ。副所長は別の1人の弁護士に対しては、次のように要求した「1.法輪功に対して弁護しないこと。2.無罪の弁護をしてはならない、有罪の弁護しかできないこと。3.証拠の範囲内での弁護しかできないこと」 弁護士からこれに関連する法律文書があるかと聞かれると「ない、上からの意向だ」と答え、さらに、従わなければ、弁護を中止させると脅した。

  当日、裁判所では10人ほどの警官が裁判所の門前に立ち、被告の親族が入るのを妨害し、直系の親族3人しか入らせなかった。

  裁判において、主審の裁判官の邵敏(女性)は弁護士の弁護をたびたび中断し、閉廷するまで判決を言い渡していない。

  最近、丹東市振興区の裁判所は法律を無視し、共産党の法輪功を弾圧する政策に基づき、張舒ショウさん、張舒霞さん、趙宏順さんに対し、秘密裏に不法に判決を下した。

 王香菊さんの事例

  遼寧省丹東市の法輪功修煉者・王香菊さんは2009年3月31日、買い物の途中で蛤蟆塘金山派出所の警官に連行された。家族は王さんを取り戻そうと何カ月も諦めずに釈放を要求したが、公安、検察は互いに逃れようと、ごろつきの手段で対応した。

  王さんの健康状態を案じた家族は「仮釈放」を要求したが、派出所、公安局、検察院当局はさまざまな口実で拒否した。家族に無罪釈放を依頼された弁護士は、案件調査と証拠確認の過程で、金山派出所の副所の鄭向陽、元宝区公安支局の李暁梅、元宝区検察院の公訴科などの関係者や関係当局の妨害と相互の責任転嫁に遭い、事件の真実の進展状況は弁護士や家族に提供されなかった。

  裁判官は次のような赤裸々な暴言をはいた「弁護士を呼べば呼ぶほど重い刑を下す。弁護士の無罪弁護は許さない」 その上、もし弁護士の弁護がなければ、さらに2人の家族の傍聴を許可すると公言した。

  2009年8月2日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/7/29/205530.html

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