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米国連邦上院議員が中国大使に書簡:法輪功への迫害を非難

(明慧日本)2009年7月30日、米国ニュージャージー州の連邦上院議員Robert Menendez氏は、駐米中国大使・周文重氏に手紙を書き、中共の法輪功に対する10年の残酷な迫害を非難し、信仰のため不法に監禁されている法輪功修煉者たちを釈放するよう要求した。同時に米国政府は中共が政策を変え人権を保障するように圧力を加えることを要求した。訳文の全文は以下のとおりである

 周大使

 今年の7月に至り、中国政府の法輪功への迫害は10年になりました。法輪功への迫害は、甚だしく法輪功修煉者の精神と肉体にダメージを与え、無数の家庭に尽きない苦しみを与えました。中国国内で発生しているこれほど重大な人権への災難は、全ての中国公民が国際人権公約の規定を享有し、中国政府は信仰自由の実現のために、もっと多くの国際社会からの圧力を受けなければなりません。

 中国は既に、全世界の前で劣悪に人権を踏みにじった記録があります。もし中国政府が世界からの尊重を得たければ、スーダンやチベットだけでなく、中国国内でも真に一人一人の人権を尊重すべきです。

 私はニュージャージーの選民から常に法輪功修煉者が残酷な迫害を受けていることを聞いています。中国政府に監禁されている間、法輪功修煉者たちは放置され、虐待され、残酷な拷問によって死に至った確かな人数は分かりませんが、人数の多少に関わらず、これはいっさい受け入れられないことです。

 法輪功に対する迫害は基本的人権への侵害です。中国公民の宗教信仰の自由を奪う行為に対して、米国政府はもっと力を入れて中国政府を非難すべきです。私は貴方の助けを求めています。信仰が原因で中国政府に監禁されている私の選民の親や友人が釈放されるよう、又貴方が中国政府にもっと圧力を加えて、国際、国内で人権を保護する方面の政策を変えるよう求めます。

  米国上院議員

  Robert Menendez

  2009年8月2日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/1/205711.html

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