■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/08/04/mh054814.html 



真相の電話をかけ続けてきた7年間の修煉過程(一)

文/米国ワシントンの大法弟子

(明慧日本)2002年3月、吉林省の数人の大法弟子は法輪功の真相映像をテレビで放送することに成功し、最大限に邪悪を驚かせました。邪悪は気が狂い、5000人の法輪功修煉者を捕まえました。海外の法輪功修煉者として、邪悪が憚らず中国大陸の弟子を迫害することを傍観するわけにはいかず、私達は必ず声をあげて非難し、邪悪を暴露すべきです。その時から、私は電話で国内に真相を伝え始め、その後は『九評』を広め、脱党を勧めて今日まで知らず知らずのうちに7、8年歩んできました。

 この数年の真相電話をかける過程を顧みると、法を実証する過程であり、自分の修煉過程でもありました。一歩一歩は師父の慈悲なるご加護、啓示と導き、そして国内外の大法弟子の協力によるものです。アメリカから中国に電話をかけるのは、電話代も安いため、電話だけあれば通話ができます。中共のならずものの政権は国外からの電話を全部断ち切るのは無理です。私達の真相電話は阻むものがなく、中共は、真相を伝え、『九評』を伝え、三退を勧めること全てを封鎖できません。

 電話をかけるのは情報の伝播が速く、伝わる面も広く、影響も大きいのです。法輪功迫害の真相、国内の民主運動、『九評共産党』、脱党の情報の全ては一番速いスピードで中国大陸各地、各階層の人々に伝わり、深い影響をもたらしました。例えば、『九評』が発表されてから、私は最も速く中国国家テレビ局(CCTV)のいくつかの部門に電話をして『九評共産党』が発表された情報と、『九評』の九つのタイトルを知らせ、サイトからダウンロードしてもらえるようにしました。私はかつて、チベット、新疆、青海、寧夏などの国境に近いところに電話し、彼らに三退の情報を伝え、三退するように手伝いました。

 時には、話がまだ終わらないうちに、相手は周りの人に、アメリカから電話が来たよ、中共はもうすぐ滅びるらしい、脱党すべきだと話していました。人から人へと伝わり、これは想像以上のスピードと広がりです。私は、中国での電話の普及は神様の按配で、電話は真相を最も直接、最も速く伝えられる一種のツールだと思います。

 電話をすることは簡単ですが、真相をはっきり伝えなければならず、人々に『九評』を理解させ、三退をさせることは非常に難しいです。国内の人々は中共の党文化に60年あまり洗脳され、染み込まれています。しかも、悪党に対する恐怖心も重くて、法輪功の真相や脱党の話を聞いたらすぐ切る人が多いです。

 私が、真相電話をかけ始めた時、一晩で電話番号を押す時間のほうが話す時間より長かったのです。1日、2日、3日が過ぎて私の心が動じ、自分は続けられるのかと考えました。この時、私は師父の法が思い浮かびました。「做して求め不(ざ)れば、常に道中に居る」。(『洪吟』「道中」)もし私達がみな動かず、話さなければ、人々はどうやって真相を知ることができますか? 続けて伝え、少しずつ行ない、また国内外が共に協力し、各種の真相プロジェクトを通じて、人々は自然に分からなかったのが分かるようになり、信じないかったのが信じるようになります。

 2ヶ月間マンハッタンで真相を話し、十日間ニューヨークで神韻公演のチケットを販売し、及び何度か法会の時に外出する以外、7年来、私は毎日4時間真相の電話をかけることを堅持してきました。お昼にどんなに忙しくても、夜には真相電話を中断した事がありません。私は72歳ですが、師父が良い身体を下さり、何の病もなく、今まで疲れを感じませんでした。

 直接に人心に向かっているため、電話をする過程は修煉の過程です。毎日、数十人と話してまるで行脚しているようです。各種の人々に以下のようなことを話しています。「法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい」、「共産邪党が法輪功を迫害するのは罪があるもので、天理に許されない」、「天が共産党を滅ぼす」、「脱党して国を救い、自分を救う」などです。

 大陸の大法弟子は外に出て真相を話しています。それは本当に生死を放下し、人を救う一念しかない現れです。私達は電話の傍に座って、生命の危険はありませんが、毎日真相を知らない人に罵られ、甚だしくは聞くに堪えない汚いことも言われました。最初の時、心が動じない状態に到達するのは難しかったのですが、だんだんと、むりに我慢するのではなく、根本的に気にしなくなることができました。ある日、わたしは電話で数人の人に出会いました。電話に出た人は携帯電話の音を大きくして、周りの人に聞かせました。私が脱党の話をしてから、一番目の人は喜んで三退をしました。私は一番目の人に電話を周りの人に渡すよう願いました。二番目の人も順調に脱党しました。私は気付かずに歓喜心が生じ、電話を三番目の人に渡させました。三番目の人は電話を持って直ちに罵り始めました。私は、気にせず、彼が罵り終わるのを待って真相を話しました。三番目の人は私が話したらまた罵りました。彼が罵ったら私は罵り終わるまで待って、また彼に真相を話しました。彼も私が気にしないのを見て仕方なく、電話を四番目の人に渡しました。四番目の人も五番目の人もすぐ脱退しました。この一回の電話で4人を救いましたが、もし三番目の人の時、我慢できず彼と争ったら、後の二人を救うことをできるはずがありません。しかも、相手がったるときに恨み、やりきれない思いはなく、本当に平然としていました。

 もう一回は電話である人に、天が中共を滅する、脱党して平安を守るようにと話しました。相手は「あなたは私が誰なのか知っていますか。誰なのか話しても信じないかもしれません」と言い、「信じられないことはないです。今日、国家主席、総理が私の前にいても、私は、真相を話します」と言いました。彼は私に、自分は清華大学を卒業してからアメリカで4年留学して博士号を取得し、今は高い職位に就いていると話しました。彼はたくさんの事を質問し、私は一つ一つ回答しました。20分あまり話した後、彼は、「あなたは人材ですね。私の方で仕事をやっていただけませんか? あなたが今もらっている給料よりもっと高い給料を出しますから」と私に聞きました。「私は今自分のお金で電話をし、報酬はありません。あなたが、私に金山をくれると話しても、私はあなたのために仕事をすることができません。私はあなたが脱党して平安になって欲しいだけです」と告げました。

 一切の智慧は全部大法から生じたもので、私はただ平凡な退職教師に過ぎず、常人の中の高い学問はありません。しかし、私が彼に話した道理は、常人の理より高い理が含まれていて、彼は私が人材だと思いこんだのです。

 2009年8月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/28/205417.html

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