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迫害を終わらせることについて


文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)長期にわたって中国大陸で生活している多くの大法弟子は、迫害が終わることを期待しています。今日、師父の最新の説法『2009年ワシントンDC国際法会での説法』を学んだ後、迫害が終わらないのは私達弟子に原因があると悟りました。迫害を終わらせることについて、私達は内に向かって探すべきであり、外に求めてはならないと思います。

 皆さん考えてみて下さい、もし迫害が終わったら、すぐに次の段階に入ります。そして、まだしっかり行なっていない学習者はすべてのチャンスを失い、到達する次元も決まってしまいます。神になる者、人になる者がいれば、次元が上がる者、次元が下がる者もいて、さらにはマイナス作用をはたらいた者は地獄に落とされ、もはやいかなるチャンスもありません。一方、救われない世人は、淘汰されます。それはただ一人の常人が淘汰されるだけではなく、もしこの人が高い次元からきたのであれば、その人の背後にある巨大な生命群もすべて淘汰されることになり、非常に怖いことです。師父が何度も終了の時間を延ばされていることは、実は良くできていない弟子と世人への慈悲であり、これらの生命に救われるチャンスを与えておられるのです。

 この延長されている過程の中で、一部の恐怖心が強く、迫害を恐れている弟子は、しっかりと三つのことをせず、自分をしっかりと修めず、衆生を済度せず、そして人心をもって迫害が終わることを期待しています。これでよいのでしょうか? 師父は旧勢力の按排を承知しませんが、旧勢力が按排したことはやはり起きてしまったので、師父はそれをうまく利用されています。すると、私達幸運な大法弟子は当然、師父の按配に従うべきではありませんか? この魔難の中で師父に従って行い、自分をしっかり修めて、救われるべきすべて生命が救われていればこの迫害も自然に終わります。人心をもって迫害を見ないでください。真に自分の責任を背負っていくことこそ私達がやるべきことです。もし真に迫害を終わらせたい、労働教養所、刑務所にいる弟子が迫害されないようにしたければ、私達が口で言っただけで終わるようなことではありません。「天上に戻ることは待ち望みではない。」(『師父からの新年の挨拶』) 唯一の方法があります。それは大法弟子が無条件に師父のおっしゃることに従い、自分の人心をなくして、三つのことをしっかり行ない、衆生を救い済度し、自分の使命を果たすことです。そうすれば、迫害も自然に終わります。

 しかし、私の周りの一部の同修はいまだに自分を修めることを理解しておらず、内に向かって探すこともできていません。人心がたくさんあり、迫害に対して強烈に恨み、自分の被害を恐れながら、人心をもってこの迫害を恨んでいます。憎む態度こそが迫害を認めないことであり、旧勢力の按配を認めないことであると考えているのです。ここまで修煉してきましたが、まだたくさんの人心と執着を抱いており、もし真に迫害が終わったら、自分の次元はどこまで到達できるでしょうか? この延長された時間を大事にしないのは、本当に心痛ましいことです。

 師父は慈悲であり、師父が衆生をどれほど大切にしておられるかは、私達の想像を超えています。迫害がまだ存在していますが、弟子の苦しさを師父は知っておられないわけではありません。師父は私達よりもっと私たちを大事にされているのです。師父は弟子たちの真の円満成就のために、全宇宙のすべての生命が救われるために、全体からこれらのことを把握されています。私達は新宇宙の生命であり、自分のことばかり考えてはなりません。物事を行なうときにまず法を正すことと、衆生および他人のことを考えるべきです。これこそ、新宇宙の大法弟子の境地なのです。

 個人的な体験であり、不足があればご指摘ください。

 2009年8月7日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/28/205429.html

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