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安徽省:宿州女子監獄は2人の法輪功修煉者を殺害した

(明慧日本)最近、安徽省宿州女子監獄(安徽省三監獄)で、女性法輪功修煉者・范文芳さんと、劉芝蘭さんが殺害されたことが判明した。范文芳さんは2003年に連行され、担架に縛り付けられたまま裁判所で7年の判決を言い渡された。范さんが監獄の中で迫害されて殺害された時間帯は不明である。一方、劉芝蘭さんは2009年1月11日に監禁されてから、1カ月のうちに迫害されて死亡した。

 范文芳さんが受けた残虐な迫害

 范文芳さんは阜陽市610弁公室、公安局等によって7回拘禁され、3回は労働教養所で拘禁された。2000年3月〜2001年3月の間、合肥女子労働教養所で長期間に亘って灌食を強いられた。警官の示唆で6、7人の受刑者が杓子と他の工具を使って口を開け、舌を押さえて食をそそぎこんだ。さらに酷い暴行を受けた范文芳さんは、髪の毛が半分になるほど引き抜かれた。耳や鼻からは大量出血し、唇や、舌、喉の各箇所からは傷跡が化膿して出血した。酷く迫害された范さんは痩せこけて危篤状態に陥った。2001年3月、合肥女子労働教養所から出所して間もなく、再び捕らえられて出入所を繰り返した。

 2001年12月、ある日の明け方潁州区610弁公室の梅岡が、警官を率いてやって来て范文芳さんを連行し、洗脳班(阜陽市公安幹部養成学校)へ送った。彼女は断食をして迫害に抵抗し、法輪功に対する信奉を堅持した。その数日後、釈放された。

 2002年の初め、范さんは再び合肥女子労働教養所に拘禁されて迫害され、瀕死の状態で釈放された。

 2003年5月25日、范さんは臨泉看守所で秘密裏に6カ月間拘禁された。警官は唐辛子水と、不明な薬物を混ぜた牛乳を強制的に范さんの口に灌ぎこんだ。また、彼女を裸にして強制的に灌食した上に、虐待し、レイプも加えた。

 范文芳さんの安徽省宿州女子監獄での1年間に及ぶ迫害手段は、毎日、赤い布で口を塞ぎ、髪の毛を引っ張られ、足を高く上げて手を床に付けて走らせたり、灌食のたびに歯を全部抜かれた。2005年、監獄側は彼女が死亡したことを告げた。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者の情報、中国語ページを参照)

 2009年8月8日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/7/205860.html

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