■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/08/10/mh111383.html 



法輪功修煉者たちは重病の老人を助けたにもかかわらず、警察に連行された

(明慧日本)2009年7月21日午後3時頃、四川省成都市新都区の法輪功修煉者・彭昌華さん、劉国秀さん、範慧霞さん、馬さん4人は、重病から回復した老人の樊さんを見舞いに行った。その際、新都610弁公室、国保大隊および城西派出所の十数人の警察は突然、樊さんの家に押し入り、中にいる人たちを制圧するともに不法に家宅捜索した。一連の不法行為が終った後も、警官は帰らず樊さんの家で待ち伏せを続けた。午後4時頃に、樊さんの家に立ち寄った法輪功修煉者の何群さんと、そこを通りかかった通行人までも連行し、ようやく立ち去った。

 危篤になっても治療法がない

 新都区状元街に住んでいた樊さん(74歳男性)は定年退職した労働者。6月末のある夜、左胸腔に突然、我慢できない痛みが出た。翌日には胸がつかえて、咳をすることさえ難しくなった。十数日の間、繰り返し熱が出て、夜も熟睡できなかった。足も腫れ、歩くのが困難になったので、仕方がなく病院に送られた。

 翌日、病状が突然悪化し、呼吸が困難になった。心臓も衰弱したので、急いで集中治療室に移され、胸腔に溜まった液体、1,500mlが抜きとられた。病院から両側肺炎、急性左心衰弱、左側膿胸、高血圧、高血圧性心臓病と診断された。医者は家族にもう治療方法はなく、樊さんは危篤状態であると言った。

 5日目の早朝、樊さんは体に挿し込んでいたチューブを全部抜いた。どうしても自宅に帰ると言い張り、一緒にいた家族と医者たちを驚かした。病院側は「退院するなら、後は自分で責任を負え」と言った。それで入院5日間の治療費を1万元以上も支払ってから、自宅に帰った。

 1冊の本で、老人が奇跡的に回復

 樊さんは自宅に帰ってからも寝たきりで、大小便も失禁し、家族はおむつを使用した。食事も摂れなくなり、20日以上も大便が出なくなった。しゃべることも難しくなり、全身の力を尽くしてようやく、ひとこと言い出せる程度であった。親戚や友人たちも気をもんだが見守るしかなかった。周りの人や、同僚、友人に老人の頑固さと、家族のやるせない気持ちを伝えた。古くからの友人たちは、この話を聞いて、樊さんのところへお見舞いに行った。その中に、法輪功によって病気が奇跡的に治った修煉者がいた。病院に行こうとしない頑固な老人に『転法輪』という本を推薦した。本人の同意を得て、修煉者が老人に『転法輪』を4日間続けて読んであげた。『転法輪」を聞くことにより奇跡が現れ、樊さんは食事が取れるようになった。大小便も正常に戻り、2階にも上れるようになり、会話も正常に戻った。このように樊さんは何の薬物治療もせず回復しのだ。この奇跡的な変化をまのあたりにし、親戚や友人、隣人たちは法輪功の偉大さを知り、絶賛を惜しまなかった。

 警察が見舞いに行った老人の友人を連行

 2009年7月21日午後、大雨の中、数人の友人は回復したばかりの樊さんの見舞いに来ていた。なごやかな雰囲気を破るように十数人が駆け込んで来て、部屋の空気は一変した。警察官たちは、丸腰で、穏やかな表情の老人たちを威圧し、乱暴に捜査を始めた。彼らは新都610弁公室、国保大隊(陳徳セン、樊太ら)、および新都城西派出所の警察だった。警官たちは、そのあと樊さんの家で待ち伏せをした。1時間後、法輪功修煉者の何群さんと、通行人が立ち寄った。警官の一人が何群さんを知っていたため、部屋の中の4人の修煉者である彭さん、劉さん、範さん、馬さんと通行人一人を合わせて6人を連行した。事後、連行被害者数人の家族は派出所に行き、「どの法律に基づいて連行したのか? 彼らはどの法律に違反したのか?」と警察に聞いた。現在にいたっても、派出所は家族に令状など何も示していない。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年8月10日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/6/205969.html

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