■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/08/10/mh114386.html 



黒龍江省:方正県裁判所は、不法に開廷して弁護士を妨害

(明慧日本)2009年7月20日、黒龍江省方正県裁判所で、法輪功修煉者・馬春成さんは不法に開廷審判された。裁判所側は9時に開廷すると馬さんの家族に知らせたが、9時になっても裁判所側は誰も出席しなかった。9時40分になって、裁判長・呉少偉、裁判員・陳宏岩、検査院公訴人・劉麗秋らがやっと法廷に入った。弁護士は馬さんに無罪弁護をした。

 審判中、裁判長は明らかに公訴人に加担した。公訴人・劉麗秋は何の制約もなくでたらめに言ったり聞いたりしたが、弁護士は制約されて、何度も妨害された。弁護士は、公訴人が挙げた人証は法廷にいず、物証も法廷もないと指摘したが、裁判長は耳を傾けず、怒った顔付き、目付きを弁護士に向け、身体を斜めにして椅子に座り、聞いていられないという様子をした。

 裁判長・呉少偉は、何度も弁護士の話を中断させ、法輪功弾圧が憲法に違反することの根本的な問題の指摘を許さなかった。弁護士は、法輪功や法輪功修煉者に押し付けた罪名は成立しないと表明した。裁判長は弁護士の弁護を言いこめることができなかったため、10分間休廷させた。裁判長と公訴人は法廷を出て弁護士を呼び出し「この案件は上級の機関が決めたことで、弁護士は無罪弁護してはならない」と弁護士を脅したという。

 10分後、改めて開廷した。弁護士は依然として正常に弁護しようとしたが、呉少偉は弁護士の陳述を中断させた。「被告人の犯罪事実について話してください。法律についての話をやめてください。法律はあなたが研究するものではなく、あなたが議論するものでもない」と弁護士に警告した。弁護士は依然として法律に従って弁護を続けた。裁判長は怒って、「やめないと、あなたを法廷から追い払うぞ」と脅した。弁護士は「あなたは、私の弁護を阻止する権利はないです。もし私を法廷から追い払ったら、責任はあなたにあり、私にはありません」と理由を述べて抗議した。弁護士は、悪党の法廷の圧力の下で、主な意見の陳述を終えたものの、完璧な弁護をすることができなかった。裁判員は、今回の開廷審理はこれで終了したと宣告した。

 今回の開廷審理について多くの議論が広まった。「弁護士の弁護を禁止し、さらに弁護士を法廷から追い払おうとするなんて、一体誰のための法廷なのか?」、「官僚は放火してもよく、庶民は点灯してもだめ、本当に酷すぎる」、「天が中国共産党を滅すると言っているが、確かにそうだ。この悪党はまもなくお終いになるのだ」また、呉少偉の詳細を知っている人がこう語った。「呉少偉がどういう奴かは誰もが知っているだろう。こいつは道徳が極めて悪く、元の妻を捨てて、妻の兄弟の娘を新しい妻にしたのだ。人間の基本的な倫理を破ったのだ。さらに、呉少偉は権力を用いて多くの不動産を占有し、石工場も経営しており、石がほしい人は彼の石を買わないと必ず彼に復讐されたのだ。呉少偉は誰もが恨んでいる人物で、裁判長だからといえ、いつかは彼自身が被告人になって開廷審判されるもかもしれない」

 当日、裁判所の警官、公安局国保大隊の警官のほか、馬さんの家族と親戚、友人合わせて20人あまりの人が傍聴した。

 2009年8月10日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/6/205974.html

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