日本明慧
■印刷版   

瀋陽市留置場:法輪功修煉者・於洋さんを不法に拘禁(写真)

(明慧日本)2009年7月14日、遼寧省瀋陽国家保安局は、鉄西国家保安局と結託して密かに法輪功修煉者・於洋さんを強制連行した。当日の午後、於さんは張士洗脳班に拘留され、7月29日に、瀋陽市留置場に移送された。入手した情報では、於洋さんは一度断食して、迫害に抗議したため、身体が衰弱したという。

於洋さん

 於さんが連行されたあと、家族は、十数日間於さんの行方が分からず、会社では、於さんが担当した業務が停滞することに直面し、とても焦っている。

 2009年7月14日、於さんは通常通り車を運転して会社に出勤した。11時に、客人と別れた後、遼寧省瀋陽国家保安局と、鉄西国家保安局の私服警官に密かに強制連行され、当日の午後、張士洗脳班に移送された。

瀋陽市留置所

 家族は於さんが失踪したとわかり、地域の派出所に捜索願を出した。派出所の警官は、於さんが公安局に連行された可能性があると言ったが、詳しい情報は提供してくれなかった。10日余り、於さんの家族は毎日瀋陽国家保安局と張士洗脳班に行き、於洋さんを釈放するよう求めた。張士洗脳班の警官は「瀋陽国家保安局大隊が於さんを送ってきた」と言った。家族は瀋陽国家保安局に行って釈放を求めたが、保安局は於さんを「連行していない」と言った。

 7月29日の午前9時、於洋さんの家族は再び張士洗脳班に行き、於洋さんの釈放を求めた。張士洗脳班の馮という課長は、家族に「今日朝8時、於洋さんは上級機関の遼寧省瀋陽国家保安局と、鉄西国家保安局の人に引き取られて行ったが、どこに行ったかは定かでない」と言った。知り得た情報によると、於さんは引き取られていく時、手錠を掛けられていた。2009年7月29日、鉄西国家保安局大隊は、家族に30日の午後1時30分に鉄西国家保安局大隊に来るように通知した。

 7月30日の午後、家族は鉄西国家保安局大隊に行き、責任者の李義(30、男)が、於洋さんの家族に「7月29日に、於さんを逮捕する通知を受けたので、今日家族に知らせる」と言った。家族は「於さんは既に16日間失踪しており、なぜ今になって家族に通知したのですか?」と聞いた。李義は「これは秘密の行動で、あなたに教えられない」と答えた。家族はさらに問い詰めると、李義は「於洋さんは法律実施を破壊する罪に問われている」と家族に言った。家族はまた「法律実施を破壊する罪とは何ですか? 於洋さんはどんな違法なことをしたのですか? どの法律実施を犯したのですか?」と聞いた。李義は何も言えなかった。家族は続けて「刑事拘留はどのぐらいですか?」と聞くと、李義は「無期限です」と答えた。

 家族は於洋さんの携帯品・携帯電話と会社が奨励したノートパソコンを返すよう求めたが、李義は「携帯電話と、ノートパソコンは返さない、調査用です」と言った。

 於洋さん(33、男)はアメリカリーマン会社中国東北事務所瀋陽地域の販売支配人で、法輪功を修煉してから、より善良、謙遜、親切、誠実になり、何回も会社に褒賞されたことがある。彼は物を拾ったら必ず主に返す。ある冬の日に、老人が氷の上に倒れ、囲んでいた多くの人はお金を騙しとる芸当だと心配して、老人を起こす人は誰もいなかった。しかし善良な於さんは老人を起こした。6月の業績が目立って功績だったので北京の社長が彼にノートパソコンを奨励した。今、於さんが担当した仕事が停滞状態に直面しており、会社側は非常に当惑している。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年8月11日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/8/2/205730.html

■関連文章