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図們市裁判所は、障害者の劉善真さんに不法に判決を下した

(明慧日本)2009年7月初、吉林省図們市610弁公室の指示に従う市の偽裁判所で、障害者の劉善真さんに3年の禁錮刑を言い渡した。劉善真さんは2008年12月14日、市の公安局国保大隊に連行されて、拷問で脛の骨が折られた。

 すでに審判が終わったのに、判決の確定書が事情を知らない家族側に届いた。それは610弁公室が率いる市の司法機関による仕業と家族側は知った。裁判に際して、家族側の誰にも知らせないうちに、偽の審判が邪魔されないよう企み、密かに劉善真さんに判決を下した。

 最新情報によると、拘禁中の劉さんは、痩せこけて衰弱しきっているという。

 劉善真さん(49)は、図們市曲水村出身で、右腕と、両足に障害があり身体が不自由である。法輪大法を修煉して「真、善、忍」を信奉しているというだけで、劉さんは2008年12月14日、市の公安局国保大隊に連行されて、拷問され脛の骨が折られた。

 拷問で骨が折れた劉善真さんを、すぐには病院に運ばず、傷害事件を外に漏らさないようにするために8日間監禁した。その後、病院で治療を受けた劉さんの情況に対して、犯行に及んだ警官らは「劉善真さんの重傷は飛び降り事故で起きた」とでっち上げた。それに対して拷問室は密閉された空間なのに、障害者の劉さんが逃げ出すことは不可能だという反論が出たが、警官らは「彼女は逃走中に骨を折った」と言い逃れた。

 また、家族の上訴を恐れる警官らは「訴えるな。訴えたら、おまえたちを逮捕するぞ!」と脅した。さらに、家族を恐喝して医療費を騙し取った。

 劉善真さんは小さい頃から障害を持っていたうえに、病弱な身体は難病に罹っていた。40年間、殆ど病気治療と薬物に依存した半生を送ってきた。法輪功に出会ってから、修煉に励むうちにだんだんと健康を取り戻した。そして、生まれてはじめて病気のない生活を体験することができた。それ以後は多額の医療費が掛からなくなり、生活に余裕がでてきた。法輪大法は劉さんを救い済度した。ところが、彼女は法輪功を修煉するだけで、警官に不法に逮捕され、判決を言い渡された上に、拷問や、虐待を繰り返された。

 2009年8月11日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/6/205982.html

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