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河北省:お婆さんが嫁の救出に奮闘

(明慧日本)河北省雄県周庄村に住んでいる劉さん(女性)は、この5カ月来、78歳の高齢にも関わらず、はるばる雄県の政府当局に何度も足を運び、嫁・テキ瑞娥さんの無実を訴えている。

 劉さん方の嫁・テキ瑞娥さんは法輪功修煉者で、2009年3月20日、警官が家に侵入してテキさんを連行した。未だに釈放されず、面会も許可されない。劉さんはとても焦っている。

 劉さんとテキさんとは、元々あまり仲が良くなかったが、2人とも法輪功を修煉してから、急に状況が変わってきた。

 法輪功について、劉さんは「自分の命でさえも法輪大法が救ってくださった」と語っている。

 10年前の1998年当時、劉さんは高血圧と婦人病に罹って、病院も治療する方法がなく、医師に「家に帰って、食べたい物を存分に食べてください」と諦めの口調で言われた。希望を失ったある日、劉さんは家族に勧められて法輪功の修煉の道に入った。不思議なことに、修煉して僅か2カ月後、全ての病気がすっかり治った。それから10年、今も病気一つなく、いつも何キロも離れた市場へ徒歩で行ったりする。

 法輪功に出会う前、劉さんと嫁・テキさんとの仲は非常に悪く、テキさんの夫も巻き込んでの嫁姑戦争がしばしば起こっていた。2人とも法輪功を修煉してからは、互いに「真・善・忍」に基づき自分を律し、嫁姑関係が睦ましくなった。この家では次第に、姑は嫁を実の娘のように大事にし、嫁は姑に対して実の母親のように孝行を尽くし、これは村の住民みな周知のことである。法輪功のことを話す度に、劉さんは晩年にこの上ない幸せを得たと感激している。

 嫁が連行された後、劉さんは公安局へ行った。雄県裁判所が嫁の案件を審判すると知り、7月10日、劉さんは家族に付き添ってもらい、公安局、裁判所、留置場などを尋ね回ったが、何も教えてもらえなかった。こうして疲れ切った劉さんは帰ってベッドに倒れこみ、起き上がれなかった。

 7月20日朝6時頃、家族に付き添われた劉さんは再び、国保大隊の隊長・郭軍学の家を訪れて、嫁の無実を訴えようとした。しかし、門前で2時間も待った挙句、門は依然として閉じたままだった。待ち続けていたお婆さんに郭軍学から電話が入り、公安局でテキさんとの面会が可能だと言った。それを信じて家族が公安局に駆けつけると、郭軍学はまた家族らを裁判所へ行けと言った。しかし、裁判所を尋ねても情報は何一つも得られなかった。

 現在、法輪功修煉者・テキ瑞娥さんは不法に雄県留置場に4カ月も拘禁されている。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者の情報、中国語ページを参照)

 2009年8月14日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/13/206424.html

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