迫害事実の原稿編集をする中で向上する(一) 文/海外の大法弟子
(明慧日本) 尊敬する師父、こんにちは。同修の皆さん、こんにちは。
明慧ネットが設立されて10周年になりました。法を正す中で特殊な使命を担って真相を伝え、邪悪を暴き出し、衆生済度の中できわめて大きな役割を果たしています。明慧ネットは、中国国内の大法弟子の迫害事実を報道することをメインにしています。同時に師父の新経文を発表し、大法弟子の世界各地における活動を報道し、全世界の大法弟子に交流の場も提供しています。私は修煉を始めて9年余りになりました。とても幸運なことに、最初から明慧ネットとともに修煉の道を歩んできました。さらに幸運なことに、3年前から明慧ネットの迫害実例の原稿編集に携わりました。今日はこの場を借りて、編集の仕事の中で得た多少の体得を皆様と分かち合いたいと思います。
正念を持って邪悪を暴き出す
「悪徳警官と悪人を暴露し、その人の悪行を社会で公表するというやり方は、理性を失ったそれらの悪人を大いに震え上がらせました。同時に、このやり方は当地で真相を伝える中で、民衆に邪悪の迫害を最も直接的に伝え、認識させました。また、虚言に害され、騙された民衆を救い済度する良い方法でもあります」(「当地の民衆に向けて当地の邪悪を暴露する◎師父評注」) 当地の邪悪を暴き出すことの重要さを師父は明確に指摘されました。私の担当は、主に明慧ネットに発表した迫害真相の文章から、大法弟子を迫害した邪悪な責任者の情報を整理して、迫害手段を含めて具体的な事実を暴き出し、それを明慧資料館の「悪人掲示板」に挙げることです。同時に大法弟子が迫害された残酷な事実も明慧資料館に掲示します。これら迫害の真相は、確かに迫害事実を露わにし、邪悪を暴き出し、真相を伝え、大法を実証することに大きな役割を果たしました。また、邪悪を震え上がらせて解体させる面でも大きな能力を発揮しました。そのため、正念をしっかり持って編集の仕事に挑むように、私は常に自分を律しています。
慈悲なる啓示
最初の頃、編集者育成訓煉に参加して、時間をかけて何度も編集プロセスを練習し、編集の要領とノウハウを覚えたことがあります。始めての成果を完成した夜、夢を見ました。私は子供のように地面に伏せて、1本の木の図形をつづり合わせていました。真面目に最後の一枚の葉を合わせて、木の図形を完成させた瞬間、遠方に1本高さ17メートルほどもある大きな木が現れました。(5階建てのビルの高さに相当する)瞬く間に、さらに遠方にもう1本、35メートル程度の大きな木(10階建てのビルの高さに相当する)が現れました。この夢の中の啓示を通して、編集の仕事も含め、いかなる仕事も良く行うには、大法への誠実な心が一番大切だと私は悟りました。大法弟子一人ひとりの修煉の道は異なり、それぞれが大法の仕事を持っており、すぐに参照できる手本はありません。大法を実証する仕事はどれもが大切で、重要度や大きさに差はありません。大法弟子は、自分が行うすべての仕事は衆生済度を基点にしていると悟り、大法のために責任を担う真心が現れる時、他の空間できっと洪大な勢いが現れる、と私は思います。
心性を高め、慈悲に感激
私は2000年3月に法を得たのです。その時、大法弟子に対する残酷な迫害が既に始まったのですが、法に対する理解はまだ浅かったため、私は毎日明慧ネットにアクセスし、すぐに見るのは修煉体得を語る「弟子の交流」文章でした。「迫害真相」の文章は、たまに開いて読んだりするだけでした。その時、大法弟子がこうむる各種の残酷な迫害事実を読んだ時、さほど強い印象を受けませんでした。編集の仕事に携わってから、全面的に迫害真相を把握しなければならないことになって、やっと本当に入念に読みはじめました。
明慧ネットの迫害真相文章の多くは作者が第三者の立場から記述したもので、当事者本人が執筆したものは少ないのです。作者それぞれ成長の環境、教育レベルが異なるため、文章の書き方と筋道もまちまちです。最初の頃、現象を羅列しただけのような長編の文章について、情が混じって、若しくは大法を実証するよりも自分を実証しているのではないかと、いつも私はなんとなく思っていました。そのため、編集の時、文章のポイントをつかめない時もあります。ところが、時間の経つにつれ、自分がよく法を勉強した時に編集もとても順調に進められている、と気付きました。心性が少しずつ高まるにつれ、実は全ての迫害真相の文章は、同修が最も純粋な基点から、最も強い正念を持って、心血を注ぎ尽くしてつづったもので、邪悪を震え上がらせ解体させるような最も神聖な役割を果たしている、と認識するようになりました。同時に、全ての迫害真相の文章の背後に、洪大な慈悲が存在している、とも認識しました。
(続く)
(2009年明慧ネット設立10周年法会での交流原稿)
2009年8月14日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/31/205581.html)
明慧ネット:jp.minghui.org
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