ニュージーランドのメディア、法輪功修煉者が遭遇した迫害事実を報道(写真)
(明慧日本)ニュージーランド・オークランド市のEast & Bays Courier新聞は第一面で、法輪功修煉者の和三普さんが困難を乗り越え、ついにオークランドで家族と一緒に生活できるようになったと報道した。
記事は「オークランドでは安全」というタイトルで読者に、和三普さんの一家が中国で受けた迫害を紹介した。記事は、和三普さんが中国で受けた非人道的な虐待を紹介する同時に、和三普さん一家のオークランドでの再会は、彼らが長期間忍耐した成果だと紹介した。
和三普さんは、法輪功を修煉しているという理由で、何度か逮捕された。彼は、この10年の間、様々な迫害を受けた。1999年8月に仕事を失い、4ヶ月間拘留された。
和三普さんは街頭で煉功したため、2000年5月と7月、二回逮捕された。彼は、非常に狭い所に34日間拘留され、体重は15キロまで減り、臀部に損傷を負った。
記事は、和三普さんの次のような話を引用した。「ある修煉者は仕事をするのを禁止され、家族は罰金さえ取られました。その年の8月釈放された後、裁判もなく労働教養2年の刑に処されました。彼は、頭部と頚部に高圧スタンガンで電撃されました。スタンガンで下半身にまで電撃された修煉者さえいました」
和三普さんは2ヶ月の労働教養から釈放された後、家で就寝中に再び逮捕された。
和三普さんは、「私と私の家族は、安全を確保できませんでした。帰る家さえなく、街頭で身を隠して暮らしました」と話した。彼らは、2003年に家を出た後、一度も帰ったことがない。ほかの家族に事が及ぶのを恐れて、連絡もしなかったという。
2005年7月、和三普さんはもう一度逮捕され、2年2ヶ月の刑を科された。その間は本を読むこともできず、ほかの人と話しもできない状態だった。接触できるのは、警察官だけだった。妻の張瀚文さんは、娘婿夫婦と一緒にニュージーランドに逃亡した。
記事は、和三普さんが拘留期間に受けた苦しみを紹介した。鉄椅子に60時間座らされたり、睡眠を妨害されたりしたことなどである。
和三普さんは「中国警察がそうするのは、私を追いこんで法輪功の修煉を放棄させるためです。警察に真相を説明しようと試したこともありますが、警察官たちは善良になるという教育を受けたことがありません」と話した。
和三普さんは、監獄の窓で三千年に一度しか咲かないと言われている婆羅花(うどんげの花=救世主が現れた証拠)が咲いたのを見て励まされた。
「わが国の人々が自由になる日が必ず来ると思っています。正義は邪悪に勝つと信じます」
和三普さんは数ヶ月間計画を練って中国から逃亡し、ニュージーランドに到着した。しかし、過去の苦しい経歴は彼の脳裏から離れなかった。彼は自分の国を愛している。自分と自分の家族がどんな苦しみを受けても、彼は自分の国を思うという。和さんは、90歳の義母を心配していた。ニュージーランドでの生活は夢のようだ。家族団欒になった幸せで、彼の眼には喜びの涙が浮かんでいた。
2009年8月14日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/8/12/206364.html)
明慧ネット:jp.minghui.org
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