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伍利民さん夫婦は3回連行され、2回の労働教養を科された(写真)

(明慧日本)湖南省長沙市の法輪功修煉者・伍利明さんと張利輝さん夫婦は2009年8月1日に外出した時、望城県星城派出所に連行された。これが3回目の連行と拘禁で、前2回は労働教養所で監禁された。今回の連行は地元の警察によるもので、労働教養刑を科すことを企んでのことだという。これが実行された場合、3回目の不法な労働教養を受けることになる。
伍利明、張利輝夫婦

  2000年末、中国共産党が法輪功を弾圧している間、張さんも北京へ法輪功の陳情に行き、はじめて株洲白馬ロン女子労働教養所へ移送された。その数日後、職場で夫の伍さんも突然に警官に強制連行されて、長沙市新開鋪男子労働教養所へ拘禁された。その時、家には中学1年の子供が1人で残された。

  株洲白馬ロン労働教養所で、張さんは残虐な拷問を受けており、入所した時には、8日間で2時間しか睡眠がとれず、一日中法輪功を誹謗中傷するでっちあげのビデオを見せられた。目をちょっと閉じればすぐ殴打され、目に刺激を与えるオイルを塗られ、長時間立たされ、小さい椅子に座らされる等、拷問をされた。心身ともに深刻なダメージを受けた彼女は、心臓病に罹り、呼吸困難で動悸も激しくなった。

  伍さんと張さんは出所後、家族が再会したように見えるが、現実には地元の不審者による嫌がらせや虐めに苦しめられた。

  2007年11月、伍さん夫婦がバスの中で真相を伝えた時、再び逮捕されて望城県高塘嶺派出所へ移送された。夫婦は名前を言わなかったので、警官らの拷問を受けた。まず両手を背中に縛りつけて足が床と離れる形で吊り上げられた。そして伍さんに対しては連続して平手打ちや拳で殴りつけたので、顔は血だらけで見るも悲惨な状態となった。さらに酷いのは、鉛筆の先を彼の体に差し込んだ。体内の肋骨と鎖骨まで刺し込んだら、ペンの先が骨に遮られて鉛筆本体が折れた。それで警官は気が済んだのかやっと攻撃をやめた。一連の虐待をした10日後、夫婦2人に労働教養刑が科され、それが2回目の不法判決となり、1年余りの間ずっと拘禁された。

  今年4月、2人は釈放されて家に戻ったが、その3カ月後に再び連行された。現在、望城県拘留所に拘禁されている。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者の情報、中国語ページを参照)

  2009年8月15日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/13/206461.html

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