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フィンランド人:あなたたちを祝福します

(明慧日本)2008年8月15日、フィンランド北部の法輪功修煉者・金昭宇さんは、PELLOという小さな街で母親を救援するため、署名活動を行ない、同時に中国共産党による十年間の法輪功迫害の実態を暴いた。金さんは、フィンランド人たちに、自分の母親の陳真萍さんと、その他の中国共産党によって不法に拘留された法輪功修煉者の救援を呼びかけた。

 金さんは、母親の写真を持ち、PELLOのにぎやかなS—MARKET(スーパーマーケット)の前で署名活動を行った。彼女の行動は、行き来する人の注目を集めた。その場所を通る車両もみなスピードを落として様子を見ていた。

 去年7月、金さんがフィンランドに夫を見に来た翌日、中国共産党は、オリンピックを目前にして、法輪功修煉者らに対してさらに厳しい取締りを行った。金さんは家宅捜査され、母親の陳真萍さんは秘密裏に8年の実刑に処された。陳真萍さんは現在、悪名高い河南省新郷市女子監獄に拘禁されている。面会の権利も奪われ、最近は秘密裏に他の監視区域に移され、より過酷な迫害を受けている。

 河南省新郷市女子監獄は、囚人の製造した製品を輸出する量と作業量が最も大きい監獄である。たくさんの囚人は、作業時間が長すぎて倒れてしまう。60歳を超えたおばあさんも同じ待遇を受けている。そのため、囚人の自殺もしょっちゅう発生している。

 法輪功修煉者に対しては、もっと厳しい。長時間の作業の他、警察は各種の暴力手段で法輪功修煉者の洗脳を行っている。その迫害手段は非常に残忍で、個室に監禁され、食事も一度に饅頭半分しか与えられず、睡眠時間を奪われたり、強制的に鼻から食料を流し込まれたり(灌食)、警察に利用された死刑囚らによって殴打されたりもする。現在、河南省新郷市女子監獄には、約200人あまりの法輪功修煉者が監禁されている。

 金さんの19歳の妹の金昭桓さんもひどい目に遭った。610弁公室と国家保安大隊の警察は、数回にかけて彼女を逮捕した。彼女はやむを得ず退学して、家を離れた。

 近頃、フィンランド北部のLAPIN KANSA新聞は、金さんの家族が残酷に迫害された実情と、中国共産党による法輪功修煉者の臓器狩りの事実について掲載した。この文章は、善良なフィンランド人を驚かせた。人々は署名して、金さんの母親の救援活動を支持した。

 PELLOに住んでいるAIRAさんは、法輪功の資料を真剣に読んでから、中国共産党の暴行に対して怒りのあまり全身が震えた。「中国共産党は悪すぎです! 悪すぎです!」

 しばらく経って、彼女は自分の友人を連れて来て、友人も署名した。離れる時、彼女は「あなたたちを祝福します」と話した。

 二人の子供をつれた母親のSUVIさんは、真相を理解した後、「母親として、家族が迫害されるのはどんな気持ちかよく分かります」と話した。彼女は、中国共産党の卑劣さを譴責した。

 SUVIさんは署名をすると、金昭宇さんは法輪功修煉者の作った折紙の蓮の花をプレゼントした。SUVIさんは喜び、「きれい! 大事にします。あなたを祝福します。あなたのお母さんが救援されるようお祈りします」と話した。

 2009年8月16日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/8/16/206635.html

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