吉林省吉林市:医学部博士が不法に連行された
(明慧日本)2009年7月5日の午後、吉林省吉林市の法輪功修煉者・楊広慧さんは、娘を駅前の舞踊教室に送る途中で、駅前の警官に連行された。楊さんは今不法に吉林市留置場に監禁されている。
楊広慧さん(37才女性)は、吉林大学の医学専攻の博士である。元吉林空軍医学専門学校(現在吉林医学学院に名義変更)の講師を務めていた。法輪大法を修煉してから心身ともによい変化が現れた。1999年7月20日の迫害開始以来、かつて酷く迫害されたことがあり、2回ほど不法に労働教養処分を科された。また警官に連行されて、勤務先にも不法に監禁されたことがある。
楊さんの家族は今、楊さんの釈放に奔走している。天真爛漫な娘は、以前迫害された母親と何回も離れ離れになっていたが、心の中では、一番良い母親とは絶対離れない、きっと戻ってくると思っている。そして焦っているお祖母さんに、「大丈夫、お母さんはもうすぐ帰りますよ」と慰めている。
駅前の派出所で、楊さんは両手を後ろに回して手錠を嵌められ、そのまま宿直の椅子に嵌められた。髪の毛も引っ張られて乱れてしまった。当日の当番警官は任建新で、楊さんの私物、MP3、5元の紙幣5枚、フラッシュメモリ2個を没収した。家族は駅前派出所に楊さんの釈放を求めたが、警官に脅かされた。
楊広慧さんの主要な被害経歴
1999年9月、楊さんは他の修煉者2人と一緒に北京へ陳情しに行ったが、北京の警官に止められたため、楊さんが真相を伝えた。楊さんが身に付けていた大法の書籍を発見されたため、警官は奪おうとしたが、楊さんは「死んでやる」と言い、警官を威嚇し、大法の書籍を守った。
吉林市に戻ってから勤務先に数日間監禁され、最後には停職処分にされた。楊さんは生計を図るため、家庭で塾を開いた。しかし、生徒に真相を伝えた際、真相をしらない親に告発されて吉林市警察高新支所の警官に連行された。610弁公室は、警官と学校の関連人員に指図して、楊さんを連行しようと、ガラスを割って教室に突入してきた。そして物を差し押さえた。
楊広慧さんは不法に20日余り拘留されてから1年の労働教養処分を科された。当時楊さんはちょうど軍隊から地方に退役の手続きをしていたところだった。「退役軍人の公務員試験」を受けて、楊さんは吉林省で第一位を取った。これで、楊さんには職業を選択する機会がたくさんあるものの、迫害されて不法に監禁されたため、もともと行きたかった税務署の仕事を失った。その間楊さんは洗脳班にも送られて、いろいろな拷問や恐喝をされた。
2001年に楊さんは北京の天安門広場で真相を伝えた。当時軍服を着て2歳に満たない娘を連れていた。その後天安門広場の警官に連行された。続いて吉林市留置場で40日間監禁されてから不法に3年の労働教養処分を科された。場所は吉林省黒嘴子女子労働教養所だという。
(注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報、中国語ページを参照)
2009年8月20日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/8/12/206346.html)
明慧ネット:jp.minghui.org
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