■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/08/22/mh231693.html 



大法を実証する時の少しの経験

文/中国黒龍江省大法弟子

(明慧日本)この数年来、師父に随って正法の道を歩んできました。以下に「三つのこと」に対する私の認識を少々まとめました。たとえば「三つのこと」を行うときに自分のことを考えなければ、「私心」と「恐怖心」がなくなり、無心になって、ただどのように人々を救い済度するか、真相資料をどこにおけば人々が見てくれるのか、資料の損失を最小限にとどめたいという一念だけがありました。資料を配布中、縁のある人はこの資料を見ることができ、縁のない人はこの資料を見ることができないと思っていたとき、人とぶつかり地面に倒れましたが、そのとき私はこれがこの人の福であり、このことによって真相資料を手にすることができれば、この人は救われると思いました。

 私は1997年の暮れ、大法の本を見てから手放すことができなくなり、それから修煉に入りました。大法の中で自分を煉磨して、身体の健康を取り戻しました。心は昇華し、家族は仲睦まじくなりました。しかし、1999年から邪悪が大法に対して天地を覆い隠すかのような迫害を始めたとき、私は世間の人々に真相を伝える正法の道を歩み始めました。

 師父は私たち弟子に、どこにいても善い人になり、仕事は真面目にやり遂げること、仕事は修煉ではないが、修煉状態は仕事に現れるということをおっしゃいました。私はこの法理を肝に銘じ、仕事のときは自分を厳しく律していました。そして真相を伝えるときにはいつも相手を敬称で呼び、自分は法輪大法の修煉者であることを相手に告げていました。

 あるとき医学校で私は数カ月アルバイをしました。しかし、私の周りの人はよく替わっていました。私は師父が真相を伝えるチャンスを按排してくださるので皆縁のある人が来るのだと悟り、来た人には漏れなく真相を伝えました。外見が穏やかで善良な人だと思えば単刀直入に真相を伝えました。この期間中は自分の昇華がとても速いと感じました。心性においても、仕事においても自分の思うように進むようでした。会社の社長さんは従業員達に「皆さん、王姉さんは修煉者だから責任を持って仕事を真面目にやり、仕事が終わらなければ帰らない」と話していました。

 私は2000年、邪悪に迫害され留置場に4カ月間監禁されました。釈放された後、会社は給料を支払ってくれませんでしたので、私はあちこちへアルバイトに行きました。どこに行っても自分に厳しく律し、仕事は責任を持って真面目に働き、善をもって人と接し、どんなことでも他人のことを先に考えるようにしていましたので、ほぼスムーズに真相を伝えることができました。もちろん順調にいかないときもありました。ある日、守衛の王さんと奥さんに真相を伝えていたとき、2人は真相を受け入れようとせず、憎々しげに私に聞きました。「お前はどこに住んでいる? どこに勤めているのか?」と汚い言葉で言いました。2人の態度が悪いのは邪悪にコントロールされているからだと悟り、職場に戻り正念を発しました。仕事が終わり同修とこのことについて交流したら、同修は私の安全を考え、今日のところは真相を伝えるのを止めるように勧めてくれました。

 家に戻った私は心を落ち着かせて先のでき事を思い起こすと同時に、師父は私たち弟子に衆生を救い済度するようにと教えられ、私たちは最も神聖なことを行っています。正念の度ごとに師父と法を信じるという一念を入れましたが、私はそれができたでしょうか? 真に信じていたのでしようか? きっと相手が納得するまで伝えなかったからだと思います。だからここで引き下がるわけにはいかないと考えました。それから、私は足を組み正念を発し、守衛さんと奥さんの顔をイメージしました。2人の姿が脳裏から消え去ったとき発正念が終わりました。

 翌日、出社したとき守衛の奥さんに、「昨日は大変失礼しました。私に非があれば指摘してください。私たちの師父はどんなことでも自分の内を探し、他人とトラブルが発生したときでも内に向けて探すことを教えてくださいました」と話しかけました。彼女は笑顔で「そんなことはないですよ」と答え、話題を変えようとしました。これではいけない「三退」を進めなくてはと思い、私は「奥さん、私はあなたのことを考えた末のことですが、あなたと知り合いになったのも縁だと思います。もし今後あなたの身に何か起きたとすれば、私はきっと後悔すると思います。なぜならば、中共組織からの脱退ということを伝えなかったからです・・・だから偽名をつけますので脱退してください」と言うと、彼女は笑顔で「それでは、お願いします」と脱退しました。

 このあと、守衛さんが出てきましたが、私と目を合わそうとしません。私は彼のために真相を伝え「三退」をすすめましたが、残念ながら彼は「三退」しませんでした。今後、別の同修が彼に「三退」を勧めるチャンスが生まれるよう、そして彼が素晴らしい未来を選ぶことができるように願っています。

 2007年私はある食堂でアルバイトをしていました。後から聞いたのですが、私が勤める前は、この職場はトラブルが多かったそうです。私がアルバイを始めてからは、どんな仕事でも自ら進んでこなしたため、周りの従業員にまでいい影響を与えたと思います。皆些細なことを気にしなくなって、仕事を真面目にするようになり、トラブルも少なくなりました。

 それから、皆で拾ったビンや段ボールを売った時のお金は、一度も、もらったことはありません。金銭的なものは欲しくありません。私が欲しいのは常人が大法を支持する心なのです。周りの人はよく言いました。「王姉さんはほんとに善良な人ですね」 そのとき私は「私は法輪功の修煉者で、私たちの師父はどこでもいい人になり、さらにいい人になるように教えてくださいました」と皆さんに話していました。そして「法輪大法が素晴らしい」と念じた人たちの身に起きた奇跡を話し、邪悪な共産党が虚言をもって人々を騙したこと、天安門の焼身自殺の真相のことも話しました。Mp3を聴かせ、(同修が作った常人向けの真相放送)悟性のいい人には師父の説法を聴かせました。

 その中に李さんという人がいて、第六講まで聴いたとき身体に変化が現れました。彼女はタバコを吸っていました。胸部が痛み始め、咳が止まらなくなり、数日後胸部の痛みが消え、咳が止まり、周りの人はこの事実を目にしていたので、その後大法に対して好印象を持ち始めました。ある日李さんは不注意で腕を痛め、腕が動かなくなり、坐って休むことにしました。そして李さんは心の中で「法輪大法が素晴らしい」と暗唱し始め、それで腕がすぐ治ったのです。李さんは感激して私のところに来て、「効くのです! ほんとに効くのです! 私が心の中で『法輪大法が素晴らしい』と念じたたけで、ほら、腕が治ったのです」と腕を回しながら興奮して話していました。

 このとき現場にいた3人はこの事実を見ていました。そのとき私は李さんが福を得て報われたことを嬉しく思いました。この話は皆に伝わり、皆が私から『共産党についての九つの論評』、お守り、小冊子などを求めて家に持ち帰り、家族の人に読ませると言いました。会社の人達は私を支持し、協力してくれました。正午の12時と午後6時になると皆が座禅の時間ですよと教えてくれました。

 ある日の昼休み、1人の男性が料理を買った後食べずに坐っていました。彼は苦しそうな表情をしていました。私は床の掃除をしていて彼の前を通りかかったとき、「どうかなさったのですか」と彼に聞きました。彼は「口の中に親指の先ほどの水ぶくれができていて、ご飯を食べることができない」といいました。私は彼に「三退」を勧め、『共産党についての九つの論評』を読ませ、心の中で誠心誠意「法輪大法が素晴らしい」と念じれば症状が良くなると教えました。

 翌日、彼は料理を買って坐って食べていました。私は彼に「治りましたか」と聞くと、彼は口を開いて「見てください、治ったのです」と嬉しそうに言いました。その場にいた社員は再びこの事実を目にしたので、大法に対してますます信じるようになりました。私は周りの人達に「私は彼とは親戚関係でもなければ、知人でもありません。彼は私の勧めで、ただ『法輪大法が素晴らしい』と念じたたけで症状が消えたのです。だから皆さんは心の中で『法輪大法が素晴らしい』と念じれば必ず福を得て報われると思います」と教えました。

 ある日の朝、買い物をしたときお釣りを余分にもらいました。私はその場で「自分は法輪大法を修煉しています。これをもらってはいけません。私の師父も許してくれません」といって余分の金を返しました。店主は笑顔で「あなたは隠さずに真実を言いましたので、私も本当の話をします。あなたたちの資料は正直なところ読みました。共産党は本当に凶悪です。大法弟子を拷問して、多くの人を殺しました」 この言葉を聞いた私は嬉しくなり、また安心しました。また1人の生命が救われたのです。

 私は50歳を過ぎたのですが、仕事をするときは若者に負けません。これは師父が与えてくださった健康な身体のおかけです。このような形でも法を実証し、衆生を救い済度するのです。この機会を大切にして、できるだけ1人でも多くの生命を助けたいのです。旧勢力に按排された邪悪な共産党は生命を滅ぼそうとしていますが、師父は滅ぼされようとしている生命を奪い返すように教えてくださいました。ですから、大法弟子としては正々堂々と自分の成すべき事を完遂しなければなりません。師と法があり、護法の神、正神が見ています。何を心配することがあるでしょうか?

 ある日、私は団地で真相資料を配っていましたがすべて順調でした。団地に車が多く停車していたので、『共産党についての九つの論評』を車の上においていきました。前方に1台の車に2人が乗っていて私を見ていました。私は恐れもせずにそのうちの1人に『共産党についての九つの論評』を渡し、その人は両手で受け取りました。もう1人の人も小冊子を見てから自分も欲しいと言い出し、私はDVDを渡しましたが、まだ欲しいといって今度は『共産党についての九つの論評』を渡しました。2人は真相資料を読み始めたのです。資料を配り終え帰ろうとしたとき団地を警備していた人と出会いましたが、私は特に恐れもせず、自分がすべき事をしてきたたけであると思い、そして何事も起きなかったのです。

 ここまで書きましたが、自分を実証しているのではなく、自分の不足を探し出すのが目的です。往々にしてよくできているときには、法をよく学び、正念が強く、自分の思想は法で充実し、雑念が少なく、こういう時は正念が作用するのです。とはいえすべては師父が行っておられるので、師父のご加護がなければ、一歩たりとも前へ進むことはできません。師父は、私たちに念と行動を法に照らして正しくするようにと教えてくださいました。ですから私たち大法弟子は師父のおっしゃるとおりに精進しなければなりません。なぜならば師父がおっしゃったことは最も正しいからです。

 粗末で浅はかな認識ですが、不適切なところがあれば、どうぞ、ご指摘下さい。合掌。

 2009年8月22日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/15/195500.html

明慧ネット:jp.minghui.org