瀋陽市瀋北新区:警官は2人の善良な老人を連行
(明慧日本)7月26日の午後、遼寧省瀋陽市・瀋北新区・虎石台鎮に住む蘭素春さんとトン淑賢さんの二人が、人々に中共が法輪功を迫害している事実を伝えたため、地元の派出所の警官に連行された。不法に48時間拘禁された後、蘭さんとトンさんは7月28日午後4時ごろ、新城子公安分局国保大隊によって瀋陽市留置場に移送され、迫害を受けた。それと同じ時刻に、冷気を感じさせるような激しい稲妻、天地を揺るがす勢いの雷、突然の雹混じりの豪雨が瀋陽市・瀋北新区・虎石台派出所の上空から降った。
派出所の警官が「資料はどこにあるんだ」と問い詰め、20人ぐらいの名簿を出して、法輪功修煉者を問いただし、さらなる迫害を計画した。2人の善良な老人は、慈悲心をもって警官たちに真相を説明した。その間、蘭素春さんとトン淑賢さんの娘たちはずっと派出所の外で待ち続けていたが、親に会うことはできなかった。
7月28日の午後4時前後、2人は不法に、ある場所に移送され拘禁されたが、具体的な場所は書類に残さなかった。後になって、家族は2人が瀋陽市留置場に拘禁されことを知った。留置場の警官は家族との面会を禁止し、家族に隠して2人に労働教養を科すつもりでいた。
蘭素春さん(65)は抗生物質の生産工場を退職していた。蘭さんはかつて多くの持病を持ち、身体中良い処がなく、その上、性格がとても短気だと自分でも言っていた。法輪功を修煉してから、健康になっただけではなく、性格も明るく、優しくなった。しかし、1999年7.20に中共が法輪功の迫害を始めてから、地元の派出所は何度も蘭さんの家に来るようになった。電話で嫌がらせをし、さらに法輪功の修煉を放棄する保証書を書くよう無理やり要求した。2001年6月7日、警官が蘭さんの家に行き、「派出所でちょっと確認したいことがある。すぐに終わる」と蘭さんをだまして連れて行った。蘭さんは派出所に着くと押さえつけられ、その日の夜、新城子区公安分局に送られた。その後、龍山労働教養所に移送され、2年の労働教養処分を言い渡された。
労働教養所で、警官は蘭さんに長い間睡眠をとらせず、小さいイスに座らせて、毒性のある素材で工芸品を長時間組み立てさせた。2002年末に釈放され、拘禁中に1600元をゆすり取られた。家に帰った蘭さんは迫害されて、身体が極度に衰弱していた。夫は警察の圧力に耐え切れず、蘭さんと離婚した。
トン淑賢さん(68)は農村の小学校教師をしていた。トンさんは正直で温厚な人柄なので、地元では高い声望があった。彼女が教えた生徒はみなトン先生は良い先生だと言った。ある日、トンさんは偶然に『転法輪』を読み、本の中の「真・善・忍」という博大な法理に深く引き込まれ、修煉の道を歩み始めた。修煉してから、トンさんは20数年吸っていたタバコをやめ、身体がより健康になり、この十数年、薬など一錠も飲んでいない。1999年、法輪功が迫害され始めてから、区の教育局がトンさんに法輪功の修煉をやめさせるために、給料を差し押さえると脅かしたことがある。農村の役人や派出所が何度も家に行き、いやがらせをして、法輪功の修煉を放棄する保証書を書くよう責めたてた。また派出所の警官が連行しようとしたもある。2009年6月に、再び農村の役人や警官が家に来て、電話で嫌がらせをしたり、保証書にサインするよう要求した。
2009年8月22日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/17/206680.html)
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