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カナダ・ケベック:迫害の実態を訴え、惨殺された修煉者を追悼(写真)

(明慧日本)2009年8月15日、モントリオールおよびケベック・シティの法輪功修煉者は、ケベック州議会ビル周辺の公園で集会、キャンドル追悼会を行なった。修煉者たちは、10年にも及ぶ中国共産党による法輪功修煉者への迫害の実態を訴えた。


ケベック州で集会を行なう法輪功修煉者

法輪功修煉者による煉功(気功動作)の実演に足を止める市民ら

通行人に法輪功の真相を伝える法輪功修煉者

 午後3時、法輪功修煉者たちは公園や繁華街などに分かれ、各地から訪れた観光客に法輪功を紹介し、中共による法輪功への残酷な迫害の実態を訴えた。多くの人は法輪功について初めて耳にし、そばで実演している煉功を見たり、中には気功動作を真似て練習する人もいた。

 当日の集会は、ケベックの有名な観光地であるユービル広場で行なわれた。人々が次から次へと押し寄せ、発言者のスピーチが終わるたびに大きな拍手が送られた。


法輪功の資料を詳しく読む人々

 今年62歳、法輪功の修煉を始めて12年になるという陳桂芝さんは、集会で次のように述べた。「中国で、法輪功のチラシを貼っただけで不法に二度も捕えられ、計4年半の労働教養を強いられました。その間、中国共産党の警官により暴行を受け、精神的にも大変苦しめられました。毎日、15〜17時間も労働させられ、手の指が変形してしまい、背中が曲がり、耳も聞こえにくくなったのです・・・」

 今回の活動主催者であるニコルさんは、この活動を通して、多くの人に法輪功の真相、迫害を受けている事実を知ってほしいと語る。また、ケベックに駆けつけてくれたモントリオールの法輪功修煉者に感謝の意を示した。

 日暮れになると、法輪功修煉者はキャンドルに灯りをともし、「真善忍」の信奉を堅持し続けたことで大切な命を失った法輪功修煉者たちを追悼した。厳粛な雰囲気に包まれた広場では、法輪功修煉者たちが受けた拷問、迫害の実態が述べられていた。

中共により惨殺された3292人の法輪功修煉者を追悼

 1997年に法輪功の修煉を始めたニコルさんは今回、フランス語による集会を開催した。8年前にケベックで活動を行なった時、フランス語を話す修煉者は彼女一人だった。現在では、多くのフランス系カナダ人が修煉を始め、ケベックの多くの市民が法輪功について知り、学ぶようになっているという。

 2009年8月24日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/17/206691.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/8/20/110197.html

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