■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/08/27/mh284968.html 



ドイツ民衆「中国共産党はまもなくなくなるだろう」(写真)

 (明慧日本)「どうしたんだ? 早くこの人を檻の中から出してくれ!」 あるドイツ人は歩道で、檻の中に入れられた人を指差しながら、焦って言った。黒い木で作られた高さ80センチくらいの檻の中に、白い服を来たアジア人が一人監禁され、彼の衣服には多くの血痕が付いていた。  

生身の人間で拷問を再現

真相資料を読んでいる観衆

真相を聞いている高校生

 檻のそばにいた人が、次のようにドイツ人に説明した。「この人は中国で法輪功修煉者が迫害されている現状を演じています。服にある多くの血痕は本物ではなく、芝居です。しかし、中国では、このようなことが現実に起こっているのです」

 これは2009年8月22日、ドイツ・ノルトラインヴェストファーレン(Nordrhein-Westfalen)州ドルトムント(Dortmund)市の法輪功修煉者が開催した「拷問に反対する実演会」であった。生身の人間による拷問再現や写真を通じて、往来している市民に中国で起きている迫害の真相を伝えた。そして、法輪功修煉者から内臓摘出し、売買することをやめさせようと呼びかけた。

 驚くべき内容の写真や拷問再現を見た通行人は、足どりを緩めた。4人の若いドイツ人女性は、パネルの前で足を止め、真相を聞いた後、「私達に何ができますか」と尋ねた。

 迫害に反対する用紙に署名した後、彼女たちはまた拷問再現コーナーの前に来た。ある法輪功修煉者は、中国の労働教養所でスタンガンで電撃を加えられた自らの経験を語った。これを聞いて4人の若い女性たちは、とても驚いた。21世紀の今日に、これほど広範囲な人権侵害が起きているなど、彼女達には想像もつかなかったのである。

 あるドイツ人は向こう側の通路を通りながら、法輪功の横断幕をずっと見ていた。中国のことだと感じた彼は、すぐさま近寄って署名した。彼は中国の文化を愛しており、2回中国に行ったことがあるという。天安門広場で、多くの警察や私服警官を目撃したこともある。彼は、法輪功修煉者の生体から内臓を摘出し、売買していることを、中国共産党の仕業と信じている。「中国では、共産党はまもなくなくなるでしょう」と彼は語った。 

「中共による法輪功修煉者の臓器狩りを制止せよ」と呼びかける用紙に署名する民衆

 あるドイツ人夫婦は、かつて東ドイツから西ドイツに亡命したことがあるため、共産党の邪悪さを良く認識している。特に、生きている法輪功修煉者から内臓を摘出し、売買していると聞いた後、夫婦二人は非常に憤慨して、「西側諸国は中共と取引してはだめだ。中共に血液を提供してはだめだ。西側諸国の人は中国に行って臓器移植手術をしてはだめだ」と語った。

 真相を聞いたあるイスラム教の信者は、とても憤り、「全世界のすべての人は立ち上がって、このことに反対すべきだ」と言った。

 あるドイツ人の年配者は、法輪功修煉者に次のように語った。「臓器狩りを敢えて行うのは中共しかない。この前、中共が密かに死刑囚を銃殺し、そして銃殺された人間から内臓を摘出する映画を見た。そのシーンは、秘密裏に撮影されたものだ。死刑囚は後頭部を撃たれて死亡した後、そばにいた医者が、すぐさま近づき死体を解剖し始めたのだ・・・」

 年配者は署名して、ドイツ版の『共産党についての九つの論評(九評)』を一冊持ち帰り、必ず真剣に読むと話した。

 2009年8月27日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/8/26/207202.html

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