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いい人になろうとしただけで連行され、心配で嘆く家族ら(写真) (明慧日本)中国の東北大学医院の女医・何濤さん、瀋陽鉄道元職員・毛娟さんは2009年8月10日、同じく法輪功修煉者の劉萍さん、張恵蘭さん4人は、瀋陽市造化地区のトウモロコシ畑で休憩していた際に、瀋陽市于洪公安分局造化派出所の警察・孔愛国らに連行された。彼女らは長年に渡って法輪功を学び、健康で善良な人であるが、いまだに行方不明となっており、家族は非常に心配している。
何濤さんは60歳を過ぎており、東北大学医院を退職した。彼女は以前子供を出産した後に病気が発症し、それ以外にも心臓病、狭心症、痔などの病気を患っていた。性格も病気のせいでいらいらしがちだった。1997年に法輪功の修煉を始めてから、これらの症状は消え、性格も穏やかになった。 中共が法輪功の迫害を始めてから、何さんは2回に渡って北京へ陳情に行き、法輪功の真相を伝えたが、いずれも警察に連行された。一度目は1999年10月から12月まで、瀋陽市の収容所に監禁されていた。二度目は2001年初め、法律手続きを踏まずに1年半の労働教養処分を科せられ、瀋陽竜山労働教養所で睡眠禁止などの迫害や洗脳を受けた。 2009年8月10日、何濤さんは家から出てそれっきり帰っていない。何濤さんの夫は行方を捜すのに駆け回った。翌日午後2時過ぎ、瀋陽市于洪公安分局造化派出所の警察・孔愛国をはじめ、数人の警察が突然家に侵入し、家宅捜査をした。これにより、家族はようやく何濤さんが連行されたことが分かった。 家族は、何濤さんは当日、3人の仲間と一緒にトウモロコシ畑で休憩していた際、法輪功を学んでいるという理由で警察に連行されたという情報を手に入れた。警察たちは社会の秩序の撹乱、不法集会という罪を着せた。 何濤さんの夫は東北大学の教授で、博士課程指導教員。彼は造化派出所に行き、妻を釈放するよう要求した。彼は警察に「4人のお婆さんが、農村のトウモロコシ畑で休憩しているだけで、不法集会になり、社会秩序の撹乱になりますか?」と聞くと、警察は答えに詰まって「これは上からの指示だ」とお茶を濁した。アメリカに在住する何さんの娘は、母親のことを非常に心配している。
毛娟さんは瀋陽鉄道局元職員で、50歳過ぎ。毛さんも何さんと同様、法輪功の修煉を通じて健康になり、善良で欲を求めない性格となった。 今回、毛さんが連行されてから、毛さんの父が倒れた。毛さんの娘は外国におり、母親のことが心配で、学業に専念できない。毛さんの夫は、妻が連行された事実を受け入れられず、精神状態が非常に不安定になっている。最近、80歳過ぎの毛さんの父親は、懸命に起き上がり、娘を取り返そうと造化派出所に行ったが、派出所は一時しのぎの対応しかしなかった。 現在、毛さんたち4人の法輪功修煉者はまだ瀋陽留置所に監禁され、家族の面会は一度も許可されていない。 2009年8月29日 (中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/28/207330.html) |
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