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劉新年さんは、性器に電撃を加えられて死亡(写真)

(明慧日本)劉新年さんは軍隊を退役した元将校で、中国人民財産保険股分有限公司の紀検委事務局の主任を務めた。法輪功の修煉を始めてから心身共に効果を実感し、わずか1年で、10数年来患っていた疾病がいつの間になくなった。迫害が開始されてからも法輪功の修煉を放棄せず、真相説明をしたことで、劉さんは1999年「7.20」以来、数回にわたって迫害を受け、会社からも解雇された。河北省保定労働教養所は、さらに残忍な迫害方法である電気棒を用いて、性器に電撃を加えた。野蛮な迫害により、劉さんは2009年4月20日に死亡した。享年57歳。
生前の劉新年さん

  2003年6月、保定市清苑県の公安局国保大隊は、保定市天威路保険公司の宿舎である劉さんの家に押し入り、劉さんを強行して連行した。また2万6千元相当の私物も没収したが、現在に至ってもまだ返還していない。清苑県公安局は団地の入り口で数週間待ち伏せて、劉さんの妻も連行しようとした。家族全員は不安な日々を過ごし、劉さんの妻は1カ月以上放浪した。

  劉さんは不法に連行されて清苑県留置場に監禁され、半月の間に数回殴打され、拷問で自白を強いられ、身体のあちこちが青紫色になり傷だらけになった。劉さんは非常に衰弱し、重い心臓病も患っていたため、保定労働教養所に受け入れを拒否され、清苑県公安局に戻さられた。警官が劉さんの自宅の電話番号を聞き、家族に迎えに来させて帰宅させようとしたが、数日後、労働教養所に移送して2年の労働教養を言い渡した。
劉さんが住んでいた団地の出入り口
劉さんの元勤務先・中国人民財産保険公司保定支社

  2003年6月、劉さんは保定労働教養所に移送された直後、保定労働教養所一大隊の警官・張謙により、20万ボルトの高圧スタンガンを用いて、性器に長時間電撃を加えられた。その後、劉さんは全身に痛みが走り、感覚も麻痺し、歩く姿勢も変形した。腰を曲げて股を開いて歩くようになり、性機能を完全に失った。身体は極度に衰弱し、歩くと足がふらつくにもかかわらず労働をさせられた。劉さんがいつも足を掴んだり、胸を叩いたりして痛みを抑えていた様子を多くの人達が目撃している。しかし労働強要所は、罹った病気に対していかなる治療措置も施さなかった。
保定労働教養所の出入り口

  張謙は、劉さんに電撃を加えたことで奨励金をもらった。張謙が所属する保定労働教養所一大隊は、中国共産党より当年の一等奨励団体賞を受賞した。大隊の李大勇は中国共産党より一等奨を受賞し、翌年は労働教養所の副所長に昇任し、指導員の劉越勝も一等奨を受賞した。一方で、張謙が直接率いる大隊は、残虐に法輪功を迫害したことで、カナダ連邦警察(Federal Police)より入国監視リストに載せられた。

  2004年、労働教養所から帰宅した劉新年さんは、身体が極度に衰弱していた。2〜3カ月保養しても回復せず、身長178cm体重が55キロしかなかった。労働教養所で精神的な蹂躙を受け、帰宅後も巨大な精神的ストレスを感じていた。

 その後も、劉さんは住民委員会から監視され、中国共産党から生活を撹乱され、脅迫された。このような不法な迫害と精神的ストレスにより、身体は快復することもなく、病状が悪化して、劉新年さんは、無念な思いを晴らせないまま、2009年4月20日に死亡した。

  2009年8月30日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/28/207303.html

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