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湖北省の法輪功修煉者は2年間拘禁され 家族は面会できず

(明慧日本)湖北省麻城市の法輪功修煉者・朱碧東さん、付礼勝さんは、2007年6月23日、山西省太原市公安局の迎沢支局の警官に連行され、その後2年余り、同市迎沢区の留置場に不法に拘禁されており、状況は極めて悪い。家族は連絡することができず、面会もできず、非常に心配している。

  朱碧東さん(男性)は、1975年生まれ、大学卒業。1999年以前には待遇の良い安定した職場に勤務していた。法輪大法が無辜の罪を蒙った時、省政府へ陳情に行き真相を伝え、法輪功への迫害の停止を呼びかけたため、勤務先に自己批判するように強いられ、テレビで報道された。何度も理不尽に拘禁され、罰金を科された。最後には勤務先を解雇され仕事を失った。2005年3月、朱さんの妻が間もなく出産しようとして、最も世話を必要とする情況で、中国共産党は朱さんを見逃さず、38日間留置場に拘禁、累計で1万数元をゆすった。何度も朱さんを迫害することに参与した者は、麻城公安局の李解徳、エン穏山、楊甘敦などである。 

  付礼勝さん(男性)は、専門学校卒業、40歳前後。もとは麻城市綿会社の従業員で、財務管理の仕事に従事していた、会社の改革で職場を離れ、自ら職を探すことになった。今回の迫害の前にも2度不法に拘禁され、罰金を科されたことがある。 

  朱さん、付さんは2007年6月23日の夜中、アルバイトしている山西省太原市の宏宇ステンレス有限会社(現在の祺業ステンレス有限会社)の寮で太原市公安局の迎沢支局に「×教組織を利用して法律の実施を破壊する」というでっち上げの理由で連行された。2年余り太原市迎沢区の留置場に拘禁され、留置場側は二度2人に手紙を書かせ、家から金を郵送させた以外に、家族との連絡は一切ない。

  10年来、朱さん、付さんの家族は、他の修煉者の家族と同様、自分の目で、中国共産党が法輪功修煉者に対して、無法の限りを尽くす非人道的な迫害を目撃した。このような人間性のない迫害は修煉者の家族に極めて大きな精神的な打撃と経済上の圧力をもたらした。

  朱さん、付さんの家族は、迎沢留置場の警官からいかなる情報も得ることができない。その後他の方法を通して、あちこち尋ねてやっと留置場でのいくつかの様子を知ることができた。留置場は毎日2個の饅頭しか与えず、いつも空腹で話す力がない。朱さんは迫害されて足が痛み、特に夜、寝つくことができない。留置場は年中暗くて湿っぽく、環境が極めて悪いため、長年の拘禁で付さんは体中、疥癬に感染している。人に頼んで届けられた着替えはすべて人にとられてしまい、ことづかった果物も奪われて、本人には僅かなものしか残らなかった。

  2008年10月末、朱さんの母、妻と3歳の娘は、山西省太原の迎沢留置場に駆けつけて、朱さんとの面会を要求したが、警官に拒否された。

  2009年8月30日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/28/207304.html

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