■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/08/30/mh312051.html 



本当の話を言ってこそ、真に人を済度できる

文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)ある日、私は街頭で真相資料を配っていました。道端に止まっていたトラックの中に、資料一部を入れましたが、思いがけず、トラックの運転手に発見されました。彼は大声で「何を入れたのか」と私を責めたため、私は驚いて、歩きながら「何も入れていませんよ」と答えました。

 少し歩いたら、突然「このように嘘をついて人を救えますか。私のやり方ではその人を救えないだけでなく、むしろ彼を害することになります。私は嘘をついてはいけません」と思いました。私はすぐ戻って、運転手に「さきほどは嘘を言って、申し訳ありません。車に置いたのは真相資料で、よく読んでほしいのです。きっと、あなたにとって良い事になると思います」と言いました。

 私の誠実な態度を見て、彼も優しい口調に変わり、「あなたはご年配ですから、気をつけてくださいね」と言いました。私は、「ありがとうございます。気をつけます」と言って、慌てずにゆっくりと帰りました。

 私の行動を見て、これから彼はきっと、大法弟子に対する敵視を変え、その資料を真剣に読むと私は信じます。

 警官に問い詰められる時、現地の一部の同修はいつも嘘を言って対応していたことを思い出しました。資料の由来を聞かれたら、大半は「拾ったものです」、もしくは「飛行機がばら撒いたものです」と答える同修がいます。だんだんと、一部のそれほど凶悪ではない警官も法輪大法にマイナスのイメージを持つようになりました。「あなたたちはいつも口先で『真・善・忍』と言いますが、もっぱら嘘をついています。あなたたちの『真』はどこにありますか」と。

 警官をも救うため、このように問い詰められた時、必ず真正面から警官とぶつかる必要はなく、もしくは不必要なことは答えなくて良いと思います。

 師父は『転法輪』で、「わたしは言いたくない話は無理に言わない人間ですが、わたしが口にすることは常に本当の話でなければなりません」とはっきりとおっしゃいました。私達は師父のおっしゃった通りにしてこそ、旧勢力に隙に乗じられることなく、本当法を実証することができて、本当に人を救えるのです。

 個人の浅い体得です。適当でないところは、同修の慈悲なるご叱正を仰ぎます。

 2009年8月30日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/8/30/207423.html

明慧ネット:jp.minghui.org