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山東省青州市:610弁公室の指示のもと、農村主婦が撲殺される

 (明慧日本)山東省青州市普通鎮神旺村の農村主婦・李秀美さんは2005年法輪功を修煉しているという理由で、地元の「610弁公室」に唆された7人の悪人に撲殺された。あれから4年、その7人の殺人犯は依然として法律から逃れ、悠然としている。
生前の李秀美さんの写真


 事件の発端

 2005年11月3日午後1時前後、李さんと夫の王興家さんは甥の結婚式の手伝いをしていた。その時、青州「610弁公室」と青州公安局の警官一団隊が突然侵入してきた。李さん夫婦と同村の魯幇柱さんを強制連行し、2家族の財産の一部を略奪した。

 王さんと魯さんは青州留置場に入れられ、李さんは青州洗脳班に入れられた。李さんから法輪大法を放棄させるために、悪人らは各種の手段を使い、李さんの睡眠を奪い、指で首を絞めつけ、さらに餅を打つ棒で李さんを打った。結局、同月24日、李さんは李興義(殺人犯の1人)の家で死亡した。

 事件の調査

 2005年11月25日、李さんの息子は李興義の家へ母を捜しに行った。李興義ら7人は、ちょうど宴席を開いていて、飲んだり食べたりしていた。彼らは「610弁公室」が後ろ盾としてあり、自分たちを庇ってくれると思っていた。殺人を犯しても全然恐れることなく、「李さんはここにいない」と李さんの息子に嘘をついた。しかし息子は、ベッドの上の布団の中で秀美さんが横たわっているのを目にした。近寄って見ると、すでに母は死亡していた。

 家族の話によると、李さんの遺体の首に傷の跡が残っており、大腿は紫の傷があったという。法医鑑定によると、以上の外部傷のほか、内臓も潰されていたという。

 ところが、この事件の処理過程で、「610弁公室」が介入したため、法医は家族の反対を無視し、李さんの心臓などの内臓を強制摘出した。法医は、急に態度を変え、非常に良くない行動をとった。李さんの娘と兄弟の話によると、遺体を焼却する時、内臓をすべて摘出されていたことが分かったという。

 想像もつかない処理結果

 家族からの証拠物件の提出により、7人の殺人犯が留置場に入れられたが、「610弁公室」は公安、検査院、裁判所を操り、犯人を庇い、7人の殺人犯を相次ぎ釈放した。

 情報を封鎖するため、「610弁公室」は李さんの夫の王さんに懲役2年の判決を下した。2007年7月31日、刑期を終えた王さんは再び洗脳班に移送され、当局に、「恨まない」、「復讐しない」よう強要され、正月前にやっと家に帰れた。家に帰った王さんは、初めて息子が仕事中に爆発で死亡したことを知った。死亡原因は不明。

 現在、李さんを殺害した7人の犯人は依然として法律を逃れて悠然としている。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報は、中国語ページを参照)

 2009年8月31日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/8/29/207336.html

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