史映霞さんは、不法に禁固4年の刑を強制執行される
(明慧日本)去年の中秋節前、武漢点石コンピューター専門学校で教師と生徒が連行された事件が起きた。当校の校長で法輪功修煉者・史映霞さんは不法に長期間拘禁され、現在、不当に禁固4年の刑を強制執行されている。
2008年9月12日、中秋節の前日、湖北省の武漢市青山区で信じがたい事件が起きた。
9月12日午前9時頃、8台のパトカー、約30人の警官が令状もなく、青山区建設二路の点石コンピュータ専門学校に侵入した。そして、武装勢力が学校を占有し、授業中の生徒も含め、乱暴な検問を行なった。2階建ての学校にある、すべての設備や個人の私有物などが、捜査の名目で荒らされた。さらに、それらは全て打ち壊され、一部のパソコンや物品なども強制的に持ち去られた。教職員と生徒はもちろん、校内の事務員や従業員も全員、連行された。彼らの自宅までも警官が押し入って荒らしたという。この事件が起こる何時間か前、既に学校法人の最高責任者である校長の史映霞さんは警官に連行されていた。
史映霞さんの家族も警官に恐喝されて、10万元以上を投資した学校の建物を、1万元の価格で強制的に売却させられた。また史さんは1ヶ月前に母親を亡くしたばかりで、突然に降りかかった迫害による二重の打撃に大変なショックを受けた。その上、80歳過ぎの病弱な父親は、重い心臓病を罹っていて明日をも知れぬ身である。史さんの夫は長年単身赴任しており、帰ってこれない。外地の学校に通う一人娘も不在である。それに80歳余りの高齢で病弱な姑を介護していることもあり、彼女は心身ともに相当なダメージを受けた。
史さんは、生徒に対して誠心誠意、教育理念を貫らぬいてきた。特に、貧困家庭の生徒に対しては、特別待遇で、彼らの負担を軽減した。しかも、史さんは生徒みんなを、家族のように大切にしてきた。パソコン専門学校の経営が困難な時も、彼女は黙々と耐え、他人に迷惑をかけず、教育環境の向上に努めた。普段、人と話す時やネットサイトのチャットでも、法輪功の素晴らしさと迫害の真相をよく伝えていた。しかし、ある人間に隙に乗じられ、彼女がパソコン学校で法輪功を宣伝していると公安局に密告された。さらに、私欲を企むある者は、彼女の経営するパソコン専門学校を法輪功の活動基地と指摘し、海外と共謀して密かに何らかの工作をしていると、罪をなすりつけ陥れようとした。
そのため、青山分局国保大隊の張祖軍らはスパイを使い、長期的に史さんの学校の監視を始めた。
2008年9月12日に発生した、民間人を不法連行したこの事件は、パソコン学校に勤める3人の従業員を拘置所と洗脳班に入れて拘禁した(その後釈放されている)。史さんの場合は未だに武漢市第一留置場で不法に拘禁されている。
2009月6月25日、青山区の裁判所で点石パソコン専門学校向けの案件を審理する間、「610弁公室」は青山区の街道管理員に、各団地の法輪功修煉者の行動を監視させた。青山区の裁判所前に警官や管理員を置き、史さんの裁判を傍聴にきた修煉者たちの入廷を妨害した。史さんは、冤罪訴訟を一切認めなかったため、裁判所側は判決が下せなかった。しかし、「610弁公室」の介入によって、史さんに不法に4年の禁錮刑を強制執行した。そのため今でも、無実の彼女はまだ武漢市女子監獄に拘禁、迫害され続けている。
(注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報、中国語ページを参照)
2009年8月31日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/28/207317.html)
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