河北省:道端で話していた王小平さんは連行され、行方不明
(明慧日本)2009年6月19日、河北省定興県の法輪功修煉者・王小平さんは、街角で法輪功修煉者・李瑞平さんと話していたところ、中国共産党の役人らに連行された。李さんは病気を理由に釈放されたが、王さんは監禁されてから1ヵ月後行方不明となった。この事件を注目してくださいますようお願いいたします。
王さん(45歳前後)は、定興県圧縮機会製造会社の元従業員である。2009年6月19日午前9時ごろ、王さんは李さんと道端で話していた。そこへ突然、一台の車がやってきて、数人が車から降り、何も言わず王さんと李さんを強制的に車に押し込み、まっすぐ落堡町役場まで連行した。役人らは二人が法輪功修煉者だということで金銭を強要しようとしたが、失敗に終わり、そして二人を派出所に引き渡し、定興県留置所に拘禁した。
李さんは連行された際、恐怖のあまり精神的にショックを受け、拘禁された後、役場の役人らに殴打されたため、持病の心臓病、高血圧が再発した。留置所で病状を検査した結果、これ以上は拘留できないと判断され釈放された。しかし、落堡役場の役人らは諦めようとせず、警官らは李さんを釈放する直前に大きな病院で再度、精密検査を受けさせた。その結果、身体の状態が最悪であることが判明し、李さんは釈放されたにもかかわらず、派出所の警官、役場の役人らは李さんの家を監視し、そして李さんの家族から1万元をゆすった。
王さんが不法に収容されていた期間中、家族は関係先部署に対し、王さんを釈放するように求めていたが、1ヵ月後に釈放すると約束した。しかし7月22日、留置所に面会に行ったところ、警官らは李さんが留置所にいないと告げ、行方も教えなかった。後になって知人から、李さんは高陽労働教養所に移されたとの情報を入手し、家族が高陽労働教養所に出向いて確認した結果、労働強要所は、「李という人はいない」と答えた。李さんは現在、行方不明となっている。
王さんは法輪功を修煉する前は、いくつかの持病を患っていた。最も王さんを苦しめていたのは「乾癬」という病気だった。王さんは長年名医を訪ね歩き、大金を使ったのだが、回復の兆しが見えなかった。病気の苦しみにより、王さんの性格まで変わってしまい、短気となり家族に対してよく怒っていた。 法輪功を学び始めてからまもなく、すべての病気が消え、健康を取り戻した。性格も穏やかになり、『転法輪』に基づいて自分を律し、良い人を目指していた。
(注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報、中国語ページを参照)
2009年9月1日
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/8/26/207195.html)
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