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神韻公演、華人観衆を感動させる(写真)

(明慧日本)神韻ニューヨーク芸術団は2009年8月25日から、米ワシントンのケネディセンター・オペラハウスで7回の公演を行い、観客から称賛を浴びた。たくさんの華人の観衆も感動し、神韻が中華文化を広めることを誇りに思っているという。

 中国伝統文化を広める模範

 葉学海さん夫婦は知的財産権業界の華人弁護士であり、妻はワシントンある大型弁護士事務所の取締役である。葉さんは29日午後の神韻公演を鑑賞し、2時間の演目の中で、中国の5千年の歴史および各民族の特色、中国の文化を米国の人々に表したと感じているという。

 葉さんは、神韻の演目は佛家の精神および真、善、美、忍耐などの伝統美徳を広めており、素晴らしいと話した。「神韻公演は中国の古典文学、歴史に基づき、古典舞踊の形式を通じて『嫦娥、月に昇る』、『妖怪を退治した孫悟空』などを演じました。さらに、チベット民族、イ族などの民族舞踊に加え、米国の習慣をよく知るユーモアあふれる司会者がいて、公演全体が完璧になっています」

 神韻の音楽について、葉弁護士は大変称賛した。「この音楽は中国の古典音楽のほかに西洋人観衆にも受け入れられる西洋楽器の演奏をも取り入れています。特に、中国の民族音楽は西洋と古典音楽をとても上手くアレンジして全体的に分かりやすく、そして受け入れやすくなっています。舞台デザイン、色彩なども同じくすばらしいですね」と話した。

 ケネディセンター・オペラハウスでよく公演を観るという葉弁護士夫婦は、神韻のように直接中国の伝統文化を西洋人に伝える公演を初めてだそうだ。一般の中国の公演は、つながりの部分が欠けているのに対して、神韻は西洋人観衆にも受け入れやすく、佛家の精神をも伝えることができている。これは人類の道徳に良い作用を働いているので、素晴らしい公演だと葉さんは語った。

 佛様を信じる葉さんの妻は、神韻が今の経済不況の社会で金銭ばかりを追求する人々に佛家の思想を伝え、人々の心を浄化してとても良いと語った。「米国も中国も犯罪率が上昇しています。真、善、忍を広めていて、とてもすばらしいことです」

 神韻は全体のバランス、舞台デザイン、音楽など総合的に中国伝統文化を広める模範であると葉弁護士は称賛し、友人を誘って一緒に鑑賞すればよかったと話す。神韻の芸術は鑑賞するだけではなく、思想、精神的な内包をも感じるべきだとした。

 法輪功を表現する演目が一番好き
ソフトエンジニアの成勝江さん 

 成勝江さんは、上海交通大学卒業で、数学専攻である。渡米してからソフトエンジニアになり、今はバージニア州の教育機構に勤めている。8月30日午後の公演を観て、男らしさあふれる『大唐の鼓吏』、優しさを表現した『波間を舞う仙女』が大変気に入ったが、法輪功を表現する二つの演目に対して、成さんは最も大きな拍手を送った。

 一番好きな演目は、と聞かれると、成さんは「法輪功に関する2つの演目」と答えた。

 中国共産党が法輪功を誹謗中傷しているが、成さんはワシントンDCで、法輪功修煉者が煉功する場面を見たことがあり、和やかな雰囲気で何の問題もないと話した。「法輪功に関する演目は、法輪功の人達に迫害に対する堅忍強靭の精神を表しました。普段あまり音楽を聞く機会が少ないため、一部の演目は少し分かりませんでしたが、この法輪功の演目はよく分かりました。素晴らしいです。お父さんが迫害されて泣いた女の子を見て、私も涙を流しました」

 成さん本人も中共の迫害を受けており、何年間も流刑にされたそうだ。最近、成さんの同僚は中国に帰ったが、もともと一緒にいる人たちはすでに変わっていて、弱い立場の人、失業した人に対して無関心となっていることに気付いたという。

 「共産党はいまだに共産主義を唱えていますが、共産主義の本質は人間の地獄です」と語る成さんは、誰かが共産党の邪悪さを舞台に反映し、映画に制作してほしいと言う。

 言葉に表せない感動

 王さんと友人は共に中国舞踊の教室に通っていて、中国舞踊が大好きである。2月に神韻の公演を観たかったが見逃した。28日、彼女たちはケネディセンターで神韻の公演を鑑賞し、公演はとてもプロフェッショナルで、トップレベルだと称賛した。

 幕が開かれて、最初の演目『五千年文化の開創』が現れ、王さんは言葉に表せないほどの感動がこみ上げて来たという。その太鼓のリズムを聞いて心が打たれ、衝撃を受けたように激動した。しばらくの演目を観ているうちにやっと落ち着いた、と王さんは自分の感想を語った。

 そして王さんは、神韻の公演は以前自分が見た他の公演と違って、とても優美、伝統的であり、出演者たちも純粋で、『波間を舞う仙女』を見て、女の子たちはまるで天上の仙女のように感じたという。王さんは続けて話し、歌手の素質も素晴らしく、テノールとソプラノは一流だと称賛した。

 神韻の公演を観ると天上にいるようだ

 河北省から来た常さん(女性)は感想を聞かれると、「美しい」と繰り返し、このような公演は中国でも見られないと強調した。

 「神韻公演の中で、佛と菩薩たちが天上から舞台に舞い降りて、自分も天国にいるように感じました。自分の親族と会ったように思わず涙が出ました」

 神韻は人々に希望を与える

 交流学生として米国へ来たばかりの陳さん(女性)は、ホームステイ先のお母さんと一緒に来た。

 米国に来て5カ月間、あまり中国人と会っていなかった。神韻の公演は中国の伝統的な印象が強くて良かったという。『嫦娥、月に昇る』、『妖怪を退治した孫悟空』などはよく知られる物語で良かったと陳さんは話した。

 「良い心を持っていると良い報いがあります、その時が来ていないだけ」と信じる陳さんは、演目が表現した伝統的な理念に賛同した。「『迫害の中で私たちは神の道を歩み続ける』の演目を見て、とても感動しました。良い人が迫害されて心が痛ましいですが、最後の結果を見て、希望が見えました」

 最後の演目、「真実を知ることは救われる希望」の中の大きな輪を見て、陳さんは六道輪廻の事を思い出したそうだ。縁を信じる陳さんは、良い事をしなければならないと思っている。

 公演を観てから、陳さんはさっそく自分の感想をブログに掲載した。その中で法輪功について言及し、すぐに登録している中国のウェブサイトに削除された。これで中国大陸がいかに自分の庶民をコントロールしているかがよく分かったという。陳さんは、もともと法輪功を知らなかったが、もっと法輪功を調べたくなったと言う。

 2009年9月6日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/9/1/207549.html

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