■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/09/07/mh083362.html 



国連の拷問に関する特別報告員:中共の法輪功に対する迫害が激化(写真)

(明慧日本)国連人権委員会の拷問に関する特別報告員マンフレッド・ノワク(Manfred Nowak)氏は2009年8月5日、英文『大紀元時報』の取材を受け、法輪功修煉者は厖大な数だが、中共による迫害はいまだ続いており、かえって激化していると表した。

国連人権委員会の拷問に関する特別報告員マンフレッド・ノワク氏

 ノワク氏は2005年中国に行って調査した時、労働教養所で拷問の実例を記録した内容のうち、3分の2が法輪功修煉者であることを発見した。ノワク氏は取材で、「迫害が好転したことはなく、労働教養所に監禁されている大多数は法輪功修煉者で、凄まじいことです。修煉者たちはみな何の裁判も受けておらず、起訴されたこともありません」と話した。

 2009年1月14日、ノワク氏は国連人権理事会の第7回会議で特別報告書を提出、『拷問および他の残忍で非人道的手段あるいは人格を侮辱する処罰の問題について』の特別報告で次のように話した。「多くの薬物濫用の実例の中で、法輪功修煉者たちは何の法律手続きも通さず不法に監禁され、強制的に薬物治療を受けました。とりわけ、特別報告員が中国を訪問した時、中共の行政拘留の中で、よく『強制薬物治療』の手段が使われていることに気付きました」

 中共は、監獄、労働教養所で法輪功修煉者に「強制薬物治療」を行なった以外に、健康で正常な法輪功修煉者を精神病院に送らせ、甚だしくは病気治療のため保釈した法輪功修煉者に不明な精神病薬物を注射するよう、家族を脅迫した。

 調査結果によると、「精神病治療」の手段で迫害された法輪功修煉者の実例は23の省および自治区に分布し、100箇所以上の精神病院が迫害に加担したという。実例の数と分布範囲から見ると、法輪功修煉者に対する精神薬物濫用による迫害は、事前に計画的、かつ上から下の系統的な政策であることが分かる。

 健康で正常な法輪功修煉者は精神病院、麻薬中毒更生所などで無理やり灌食され、多くの中枢神経を破壊をする薬物を注射され、長時間縛られ、電気ショックを受けるなどの拷問を受けた。中枢神経を破壊をする薬物で、ある人は全身麻痺あるいは局部の麻痺になり、失明し、聴覚を失い、身体の筋肉、臓器が損傷した。ある人は記憶を失い、痴呆になり、内臓器官の機能を甚だしく損なった。また、精神に支障を来たしたり、薬物による発作で亡くなった人もいた。

 薬物迫害に国際社会が注目

 中共が薬物により法輪功修煉者を迫害していることは、国際社会のマスコミが大きく注目した。2008年11月にジュネーブで行われた第41回拷問禁止委員会会議で、精神病院で強制的に監禁して迫害する問題について取り上げた。

 同会議の報告は、拷問を禁止する、中国を含む国連拷問禁止委員会のすべての加盟国に送られた。

 AP通信、ロイター通信、AFP通信、中央通信社、ニューヨーク・タイムズ、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)、ニュージーランド国家テレビ局、カナダ新聞、ドイチェ・ヴェレ等の主流マスコミが早くからこのことを報道した。

 2009年9月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/5/207769.html

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