弟が撲殺され、姉が連行された事件
(明慧日本)河北省阜城県の崔廟郷には、次のような家族がいる。法輪功修煉者・劉秋生さんは現地公安局の副局長・寇文通らに苦しめられ、無惨にも殺された。劉秋生さんの母、姉、妹は6年間、告訴する手段がなかった。2009年8月21日、姉の劉淑香さんは王集郷の厳村で同郷の人々に、弟の事件の真相を伝え正義を求めた。劉秋生さんは阜城県公安局の寇文通・張志軍から暴力を受けて殺されたと、共産党の修煉者に対する迫害事実を伝えた。王集派出所はこのことを知り、劉紅星ほか数人の警官が出動して劉淑香さんを連行した。
2002年2月2日、阜城県の崔廟郷・清東村の法輪功修煉者・劉秋生さんは、崔廟郷書記の莫大福、営和派出所の井樹蒼と公安局の警官らに連行された。理由は、ただ法輪功修煉者というだけである。同時に、劉秋生さんの母も連行された。公安局副局長の寇文通と政保係長の張志軍は、劉秋生さんを縄で縛って一時間以上ずっと暴力を振るい、気絶するまで続けた(劉秋生さんの母は隣に閉じ込められていた)。劉秋生さんの内臓はその時すでに損傷していたと思われる。その後、拘留中だった人の話によると、劉秋生さんはその後も何度も滅多打ちされ、その上、死人ベッドに縛られて灌食されたという。このように残酷な拷問が、2月2日から2月22日まで、20日間も続いた。たくましい身体で44歳の男性が、警服を着て国章をつけている公安局副局長の寇文通らに苦しめられ、無残にも殺された。
劉淑香さんを含めて劉秋生さんの家族は7年間、ずっと公安局や裁判所部門に冤罪を訴えて殺人犯を告訴した。しかし、逆に何度も連行され、財産をゆすられ、殴られた。劉秋生さんの母は毎回続く苦しみの中で、無念のままこの世を去った。
2009年8月21日、劉淑香さんは派出所まで連行された。警官は劉淑香さんに何も聞かず、勝手に調書を書き、思う存分罪名をでっちあげた。そして、劉淑香さんに拇印を押すよう強制した。劉淑香さんは字を読めないため、何を書いたかがまったく分からない。警官は劉淑香さんを阜城県公安局まで送って迫害するつもりだった。しかし、劉淑香さんは警官に真相をはっきり説明した。警官はやむ得ず劉淑香さんを釈放するしかなかった。
しかし、警官の劉紅星は決してあきらめず、このことを県の公安局まで報告した。副局長の王潤沢(別名の王二華)は27日午前、自ら部下を連れて劉淑香さんの逮捕に行った。その時、劉淑香さんは家にはいなかった。
王潤沢はまだあきらめなかった。翌日午前5時、再び部下を連れて劉淑香さんの家に行った。しかし、劉淑香さんの自宅ドアを開けられず、連行することができなかった。
(注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報、中国語ページを参照)
2009年9月7日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/9/3/207643.html)
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