危篤状態に陥った朱宝娟さんは、遼寧省女子刑務所に移送される
(明慧日本)遼寧省凌海市の法輪功修煉者・朱宝娟さんは、2008年7月に不法連行された後、5年の実刑判決を下された。2009年7月迫害により危篤状態に陥った朱さんは、瀋陽女子刑務所に移送された。その後、心臓病の発作が起き、体はかなり厳しい状態にあると見られる。
刑務所へ移送前の朱さんは、錦州第二留置場で不法拘留された。この期間中、朱さんはひどい心臓病を患い、子宮内に2つの瘤ができていた。
病気と迫害により、3回も意識不明に陥ったことがあり、歩行できなくなった。留置場は、朱さんを刑務所に2度移送しようと企んでいたが、刑務所側に断れた。
2009年3月26日、朱さんは錦州第二留置場から凌海市留置場に移送された。2009年7月21日、同留置場の所長・李祥宝、警官・王麗君(女性)は、コネを使い朱さんを刑務所に移送した。
2009年7月28日、朱さんの家族は衣服を持って凌海市留置場に訪ねた際、朱さんは瀋陽女子監獄に移送されていたことが初めて分かった。
8月3日、家族は 瀋陽女子刑務所に訪ね面会した。収容されてわずか1年で朱さんは極度に衰弱し、顔色が悪く腹部が腫れ上がり、歩けない状態だった。
9月3日、家族は朱さんと面会時、ご主人は、歩けない朱さんに、その理由を聞いた。朱さんは錦州第二留置場に移送された時、警官に蹴られたからだと答えた。
朱さんは刑務所に移送された後、心臓の発作が起き、入院させられ、強制的に注射・点滴され、または不明な薬物を飲まされたため、全身にけいれんが起きていた。そして刑務所の専属医に薬3錠を強制的に飲まされ、意識不明に陥ってしまった。
家族は朱さん所属監区の副課長・叢卓に「朱はここまで衰弱している。それでも釈放しないのですか、死亡した場合あなたたちは責任取れますか」と聞いた。叢は「もっと状態の悪いものでも釈放していない」と答え、そして治療費用を強要した。警官らは危篤状態に陥った朱さんを、強制的に働かせているという。
2009年9月7日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/6/207849.html)
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