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元市長の鄭さんが法を暗記する


文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)私は、年配の同修・鄭さんの家に行って交流しました。鄭さんは今年の春、とても天気がよく、すがすがしいある日の朝、1人で街を歩いていました。そのとき、後方から突然、「あなたの身体は40歳ぐらいのようですね、あなたは法を暗記すべきです」という声が聞こえてきました。鄭さんは後ろを振り向いて見ましたが、周りには誰もいませんでした。鄭さんはすぐに、これは師父が法を暗記するように自分を励ましてくださったのだと分かりました。それで、『転法輪』を一段落、一段落と暗記し始め、半年経たないうちにすでに100ページあまりを暗記しました。

 鄭さんはもうすぐ80歳になる高齢者です。昔はある市の市長を務めていました。鄭さんは大法を修煉し始めて14年目になり、1999年「7.20」、法輪功が中国共産党に迫害されてからも、鄭さんは、強暴な勢力を恐れず、真相を伝え、衆生を救い済度することを着実に行いました。ですから身体も次第に若者の方向へと向かいました。

 鄭さんの経歴を聞いて、私は法を暗記するには「行ない難きも行ないうる」を堅く信じて困難を克服し、法を暗記すべきだと思いました。「遅いのはまだいいが、止めるのはよくない」ということわざもあります。常に保持してぐらつかない心と気力があれば、年齢や知識、記憶力に関わらず、最後には必ず覚えられます。大法は超常なものなので、肝心なのはあなたの心の状態次第です。

 私は1996年5月から修煉を始めました。その頃、『転法輪』は出版されたばかりでした。そこで私は考えました。「常人の中の詩や、詞さえ多く暗記していましたので、この宇宙の根本的な大法を暗記しないわけにはいかない」私は丸ごと、早く正しく暗記しようと決心し、仕事以外の時間は、全部法の暗記に費やしました。歩く時も、寝る前にも、家事をするときも、ご飯を食べる時も法を暗記して、5カ月の間に『転法輪』を全部暗記し、初めから最後まで全部覚えました。こうすることで、学法するときに非常に便利でした。毎日3講の法を暗記して学法をし、忙しい時には、自転車で出勤する時でも学法ができ、学法する時間を大いに増やすことができました。今は、仕事や家事をする時間のほかに発正念、真相を伝える、三退を勧めることで時間が足りませんが、私は毎日2講の法を学んでいます。

 法を暗記することで、利点が多くあります。頭に入れたのは全部大法で、邪念などは隠れる隙もなく、容易に正念を保てます。問題に遭ったとき、脳裏にはすぐ師父の一言、一段落の説法が思い浮かび、どうすれば良いのかがすぐ分かります。大法が中国共産党の迫害を受けた最初の頃、怖がる心があって一時的に落ち込みましたが、すぐに目覚めました。はっきりと悟ってからは頑張って追いつくことができました。修煉の道において、比較的しっかりと歩み、法を実証するプロジェクトが果たした効果も悪くありませんでした。これは法を全部暗記することを堅持したことに直接関わりがあると思います。

 2009年9月8日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/6/207828.html

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