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迫害され身体障害者となった李鳳珍さん、再び不法な連行に直面(写真)

(明慧日本)河北省唐海県・公安局国家保安隊の李富国、王民らは2008年6月、法輪功修煉者の李鳳珍さんを連行した。その後、唐山安康医院に移送し、強制的に成分不明な薬物を注射したため、李鳳珍さんは身障者となり、家に戻された。その後、一年もたたぬうちに、警官の李富国、王民、孫敬森および唐海県裁判所の張鳳らが、2009年8月に李鳳珍さんの夫が勤めている会社に無断で立ち入ったり、李鳳珍さんの家に押し入って嫌がらせをしたりした。これは、再び李鳳珍さんを連行し迫害することを企んでいるためだ。 

2008年6月に迫害され、記憶喪失になった李鳳珍さん

 李鳳珍さんの兄・李恩英さんは法輪功修煉者である。2007年1月19日、豐潤県で唐山市公安局の20人の警官に連行され、石家荘市労働教養所に拘禁された。李恩英さんは、労働教養所により6か月間残酷に迫害され、死の危険に陥ったため、それでやっと一時出所が許可された。李恩英さんは、一時出所して13日後に死亡した。

 李鳳珍さん(女性、50才前後)は法輪功を修煉する前は、頸部脊椎症、痔核を患い、修煉してからは病気が全部回復し、さらに性格も大きく変わった。いつも他人を思いやることを忘れず、個人の損得にこだわらなくなった。半身不随の姑の身の回りの世話をするのを少しも嫌がらないし、汚いことや疲れることをするのも嫌がらず、兄弟とも言い争わない、老人を孝行する良いお嫁さんだった。しかし、1999年に中共が不法に法輪功の迫害を始めて以来、李鳳珍さんは何度も唐海県公安局に連行され、迫害された。

 2001年10月13日、李鳳珍さんは法輪功の修煉を堅守したために連行され、唐海県留置所で迫害された。2002年1月15日、李鳳珍さんは田舎の同級生に一通の手紙を送った。手紙で法輪功の真相や、西公安局の警官に自宅から連行され5日間留置された後、保証金5000元を脅し盗られた後、釈放されたことが書かれていた。

 2008円6月10日午後5時過ぎ、唐海県国家保安隊の李富国、王民ら7人の警官は李鳳珍さんの自宅に押し入った。当時、家にいたのは李鳳珍さん一人だった。警官らは、李鳳珍さんを連行して車に監禁し、すべてのカギをこじあけ財物を奪った。

 6月25日、李福国が李鳳珍さんの家族に電話し、李鳳珍さんを唐山安康医院に送るという理由で、入院費用を不法に請求したが、どうしても入院費用を取れなかったので、李鳳珍さんの夫が勤めている会社から4000元をゆすり取り、李鳳珍さんを唐山安康医院に移送した。(唐山安康医院は公安局が系統的に法輪功修煉者に精神的、肉体的、両面から迫害を行うアジトの一つ)。唐山安康医院で李鳳珍さんは強制的に、詳細不明な薬物を注入された。わずか二か月後には、心身ともに健康な人が、ほとんど記憶喪失になり、意識が朦朧としていた。話す事は支離滅裂で、身体は痩せ細り、視力はすっかり衰え、立つことも歩くことも不可能になった。左のあばらには常に痛みがあり、自立した生活ができなくなった。

 2008年8月中旬、唐海県公安局副局長の張順、国家保安局の李富国、王民らが、身体障害に陥った李鳳珍さんを唐山安康医院から唐海県病院に移送し、強制的に家族に署名させた後、李鳳珍さんを家族に返した。公安と保安局の関係者らは責任から逃れて、ほっとした様子だった。現在、家に戻ってから一年ぐらい過ぎたが、李鳳珍さんは未だに記憶が回復しない。身体の状況は依然として非常に悪い。張順、李富国や王民らに迫害され、身体障害者になった李鳳珍さんに対して、当局は何の補償もしていない。李鳳珍さんを一年間保釈したと言い訳をして、李鳳珍さんの夫が勤めている会社と李鳳珍さんの自宅に嫌がらせや、脅迫をし、再び李鳳珍さんを連行する事を企んでいる。

 李鳳珍さんが迫害され、身体障害者になったことは、唐海県で法輪功修煉者が迫害され死亡したり、障害者にされたり、負傷させられたりした実例のわずか一例にしか過ぎない。2008年6月から2009年7月の一年あまりの間、唐海県は19人の法輪功修煉者を連行し、拘禁した。現在、そのうちの14人が刑務所、労働教養所に拘禁され、迫害されている。また、その中で石家荘女子刑務所に拘禁されているのは8人である。

 2009年9月10日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/9/4/207701.html

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