■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/09/12/mh122350.html 



神韻の正統文化を称賛する中国人観客「誇りに感じる」(写真)

(明慧日本)神韻ニューヨーク芸術団は2009年8月28日夜、アメリカ首都ワシントンのケネディ・センターのオペラハウスで三回目の公演が開催された。観客たちは素晴らしい演技ときらびやかな衣装、広大な気迫、ハイテクを駆使したスクリーンと奥深い中身に酔いしれた。多数の中国人観客は公演を観た後、中国伝統文化を復興することに誇りを感じるとコメントした。

 中国人:神韻は中国文化を完全に再現した

 中国からきた張さんはコンピュータ関連の仕事をしており、今年2月にケネディ・センターで初めて神韻の公演を観た。今回は二回目である。

 張さんは「これほど中国文化を完璧に再現できる公演はごく稀です。中国ではすでに中国五千年の文化、中国伝統文化が表現された公演を見ることはできません。私はこの公演を観てとても気に入りました。なぜなら、表現されている中国伝統文化がとても美しいからです。たとえば『満州族の踊り』という演目、動きは複雑ではありませんが、表現されている情趣は西洋とは違って、中国独特の穏やかな感じがします。西洋にはないものだと思います」

 張さんは、神韻の公演は確かに世界中に中国の伝統文化を発揚できると語った。張さんは「中国の伝統文化をアメリカ人に紹介するのはとてもいいことです。中国に行ったことのない人にとって、いや、中国に行っても、これほどのショーは観られないでしょう。今の中国ではこのような伝統文化を表現する公演はありません」

 「中国国内は中国伝統文化はすでに重視されていません。昔は政治を重んじ、今はお金を重んじています。おそらく神韻ほどの芸術団は中国ではもうありません。今はどうすれば儲かるかだけを考え、文化などまったく重視されておらず、お金以外は文化も何もかなぐり捨てようとしています。共産党は何をやってもやり過ぎで、昔は政治の問題で、全てのことを政治と繋げていました。今はお金、全てにおいてお金、これは正常ではなく、不均衡です。一方、西洋では、例えばアメリカではとても均衡になっています。共産党の一党独裁ではなにをやっても偏っており、民主がないから均衡になりません」

 フィリピン華人:神韻は中国人の誇り

 フィリピンからきた陳さんは夫と一緒に29日夜に神韻の公演を観た。陳さんは中国伝統文化が好きで、チケット売り場を見つけるとすぐにチケットを購入した。

 陳さんは「中国の伝統文化は西洋社会で発揚され、外国人がそれを知るのを見て、誇りに思っています」と言った。陳さんはアーティストたちの身振りの一貫性と歌手たちの絶妙な声に驚いた。フィリピンの中学校で中国語を習った時に字は読めるようになったが、話すことは出来なかった。神韻を観るために、わざわざ中国語を勉強してきたという。

 神韻の舞踊家の演技について話した際、陳さんは「彼らは心で演じています。とても高いレベルです。神韻は中国人の誇りです」と繰り返し言った。

 中華系士官:神韻の楽曲は深い意味が込められている
ライナさんとデビットさん家族

 ライナさんとデビットさん夫婦は、二人とも現役海軍士官で、ショッピングセンターで神韻の紹介ビデオを観てとても気に入ったため、18年目の結婚記念日のお祝いとして公演を観にきた。

 ライナさんとデビットさんは三年ごとに必ず転勤しているという。そのため、家族は世界各地に行ったことがあり、多くの文化と触れ合うこともできた。でも、神韻ほど中国文化を表現する大型の公演は初めて観たという。ライナさんと彼女の長男は英文版の「西遊記」を読んだことがあり、非常に深い印象が残っていたので、「妖怪を退治する孫悟空」という演目が特に好きで、非常に生き生きとして、ユーモアがあり、おもしろかったと語った。

 デビットさんは台湾の出身で、子供の頃にアメリカへ移民した。デビットさんは「中国語はほとんど忘れました。私はその盆のような形の靴を履いて踊る演目が好きで(満州族の踊りを指している)、本当に優雅な舞踊でした」

 娘のモンラさんはアメリカの高校生で、中国語の授業を履修している。そのためもっと中国文化を知りたいと思っており、神韻は彼女に中国伝統文化に触れるチャンスを与えた。モンラさんはバイオリンを弾くのが好きで、ピアノも習ったことがある。彼女は「二胡で曲を演奏すると、中国の特色が色濃く現れ、バイオリンとはまた違う感じを受けた」と話した。彼女の大好きな演目は「大唐の鼓史」だそうだ。

 ライナさん一家は、来年一月に神韻がまたケネディ・センターで公演すると聞いたら、来年も来たい、と興奮しながら言った。

 2009年9月12日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/8/29/207396.html

明慧ネット:jp.minghui.org