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遼寧省:魏秀英さん、不法に七年の判決を受ける(写真)

(明慧日本)迫害を受けて危篤状態になった遼寧省凌海市の法輪功修煉者・魏秀英さんは、中国共産党の裁判所から不法に7年の判決を言い渡された。
法輪功修煉者・魏秀英さん

 2009年4月17日の早朝6時頃、遼寧省錦州市公安局および凌海国保大隊の数人の警官が、凌海市金城の法輪功修煉者・魏秀英さんの家に押し入った。魏さん及び長女・趙紅、次女・趙氷と修煉していない夫が凌海国保大隊に連行された。尋問され、8時間拘留された後、魏さんの長女・趙紅および次女・趙氷と夫が釈放された。

 2009年7月下旬、凌海市裁判所で危篤状態になり、酸素ボンベを付けた魏さんは法廷に無理やり連れ出され、不法に開廷され、審判が行われた。魏さんは、酷く殴打されて立つことも話すこともできなくなっていたため、裁判長・李大明と裁判所副所長・王シンは、早々に裁判を終了させた。

 8月7日、凌海市裁判所の裁判官・李大明は凌海市留置場に来て、魏英さんに対して不法に開廷しようとしたが、魏さんは体が極度に衰弱して動くことができなかった。翌日、李大明、王景山(凌海市公安局副局長)は魏さんの妹と弟をそそのかし、「お姉さんの身体がこのように衰弱しており、あなた達が代わりに署名して判決が終われば、翌日でもすぐ保証人を立てて釈放して治療できる」と言い、魏さんの長女・趙紅(長女も法輪功修煉者)には内緒にするよう言った。妹と弟はその言葉を信じて署名し、一日も早くお姉さんが帰宅するよう願っていた。しかし8月14日に届いたのは、魏さんに言い渡した7年の判決書であった。そこで王景山に、魏さんを釈放するように要求したが、王景山はヤクザのような顔つきで「口頭協議も有効なのだ」と言い放ち、家族は騙されたことに気がついた。現在、魏さんは酸素吸入により延命しており、家族は錦州中級裁判所(地方裁判所)に提訴している。

 魏さんの次女・趙氷さん(23)は、4月17日に悪らつな警官が母親を連行する際、寝ているところに足を踏まれて目が覚めた。布団の中から引きずり出さられショックを受けた。そのまま凌海市国保大隊に連行された。手錠をはめられ、一人で監禁されて警官から淫らな言葉を投げかけられ、精神的に大きなストレスを受けた。食欲がなくなり、体重が20キロ減少した。趙氷さんは、母親のことを心配して涙に暮れる日々を送っている。

 2009年9月13日


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/9/10/208069.html

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