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台湾:恒春で開催された「真、善、忍」国際美術展(写真)

(明慧日本)世界40カ国で展示された「真、善、忍国際美術展」は、9月4日から18日まで、台湾の恒春ギャラリーで開催されている。台湾屏東県政府、台湾電力会社、芸術界、地元著名人、法曹界、政界、経済界および医学会は、正統芸術に戻ることこそ人類の道徳を向上させる唯一の道であると肯定した。

  屏東県恒春鎮は、台湾の最南端に位置し、昔は洋蘭があまねく分布しており、古い地名の「琅チャオ」は、排湾族語で「蘭」という意味である。恒春は、清朝の末に作られ、朝廷は欽差大臣の瀋保楨を派遣して管理させた。気候が穏やかなため、瀋保楨は地名を「恒春」と変えた。

  恒春半島の南側は墾丁国家公園で、毎年数百万人の観光客が訪れ、動植物の生態環境と独特な風景は訪れる人々を楽しませてくれる。2008年には、恒春を背景とした映画「海角七号」が上映され、恒春は一躍有名になった。
美術展の開幕茶会の後、屏東県警察局恒春支局前で記念撮影
ガイドの解説をまじめに聞いている人々

  恒春ギャラリーは、屏東県政府文化処が芸術団体のために提供した場所である。文化処・処長の徐芬春さんと台湾電力会社が、恒春の住民に芸術を楽しんでもらうために経費を賛助してくれた。

  台湾電力会社は、恒春での展示会が終わると自分の会社のギャラリーで展示することを要請してくれた。台湾電力会社は、二酸化炭素を減らすためには、まず「心」から始めることが大事だと考えている。

  9月5日、屏東県警察局恒春支局は、美術展の開幕茶会を行い、現場にはたくさんの人が集まった。

  屏東県政府文化処の林さんは、50キロ離れた屏東からわざわざ恒春まできて、人類の精神文明を向上させるために努力をした、法輪功修煉者たちを高く評価したくれた。現場の参観者たちは、屏東県警察局恒春支局で記念撮影をした。

  開幕茶会は、屏東県の法輪功修煉者達で構成された、天威唐鼓隊が演奏する『法の鼓が出陣する』で幕をあけた。隆々たる鼓の音は、警官たちの疲れを一掃した。拍手が続く中で、天威唐鼓隊は、『春の雷』を追加演奏した。

  法輪大法は、老若男女を問わず、俗世間を離れずに修煉ができるという特徴がある。そのため、家庭に居ながら、仕事も、修煉も同時にすることができる。天威唐鼓隊のメンバーは、10数歳から70数歳まで、年齢は異なるものの、法輪大法を修煉した後、心身ともにみな受益した。みんなといっしょに法輪大法のすばらしさを分かち合うため、彼らは鼓を学び、要請に応じて、数回海外公演を行い、盛大な歓迎を受けたことがある。
副支局長の黄さん(中)「国家と警察は協調して人民を保護すべき」

  9月4日に、警官・郭さんとともに美術展を鑑賞した副支局長の黄さんは、台湾のいたるところで法輪功が見られると話し、これほどすばらしい修煉方法がより多くの人々に認識されることを望んだ。

  しかし『中原で遭難する』という絵を見て、彼は驚いた。中国共産党がなぜこのように善良な人々を迫害するのか理解できず、世界はこれほど残酷な事件の発生を許してはならないと話した。「皆さんの努力でこれらの修煉者を支持し、中国と世界がよりよくなることを期待します」

 「『純粋な呼びかけ』という絵が好きです。画家は繊細に感情を伝えました」

  警官の郭さんは、これほど真実な美術展は初めで、めったにないチャンスだと話した。「『蘇家屯の罪悪』という絵は、人を驚かせます。初めて共産党により法輪功修煉者の臓器が摘出されたことを知りました。絵に描かれた2人の医者の中の1人は残酷に人の命を奪い、もう1人は自分の犯罪を意識して苦しんでいます。彼は自分の経歴を一生忘れないでしょう。こんな罪悪がいち早く終息することを希望します」
苗栗病院院長の李さん夫妻と、行政院衛生署恒春観光病院院長の呉さん(左一)

  恒春に旅行に来た苗栗病院・院長の李さん夫婦と、行政院衛生署恒春観光病院・院長の呉さんも、要請に応じて美術展を鑑賞した。3人は、ガイドの紹介によって、カナダの人権弁護士のマタス氏などが作成した中国共産党による法輪功修煉者の臓器摘出に関する報告を聞いた。

  李さんは、30数年間の医師生活で、いつも「病院は患者の心身の健康を目的とする場所だ」と思っていた。「臓器の移植手術は厳粛な行為です。臓器の提供は、運に任せるべきで求めてはいけません。中国本土に行って移植手術をしてもらうことは非常に簡単なことですが、本当に不可思議です」

  李さんの奥さんは「海外に住んだ時間が長いので、中国共産党の行為を理解することは難しいです」と話した。

  今度の美術展は彼女に震撼を与えた。ほかのところでこのような呼びかけは、あまり聞かない。「基本的人権は当たり前のことです。これほどひどい弾圧に出会うなんて…、世界は同情と支持を与えるべきです」
呉さんは話す。「医者は人を救うのであって、傷つけてはならない」

  アメリカで33年間生活した内科医の呉さんは、帰国後は、恒春に在住している。作品を見た彼は驚いた。「この世界にこれほど残忍なことがあるでしょうか。許せません。善良な人々にこんなことをするなんて、恐ろしいことです。中国共産党の残酷さは人を怒らせます」「自由を失うことは、すべてを失うことに等しいです。医者は人を救うだけで、傷つけてはいけません」と語った。

  数カ所の学校の校長たちも、美術教師と生徒に鑑賞させることを検討すると表明した。この美術展は人の心を浄化させ、人の善心を啓発すると言うのが、彼らの評価であった。

  屏東県僑勇小学校の校長は「『孤児の涙』という作品から深い印象を受けた。親の骨壷を抱いている女の子の辛さと、泣きすぎて赤くなった無気力な瞳、そしてふさわしくない大きなジャケットを見て、心が痛くなりました」と話した。
工商職業学校・校長の李さんは「画家は善のメッセージを伝えている」

  美術展を協調してくれた恒春工商職業学校・校長の李さんは、準備段階からいろいろ助けてくれました。「これは特別な美術展です。画家は、構図と異境で『善』のメッセージを伝えようとしています。美術教師と生徒に鑑賞させることを検討します」

  彼は、美術展の映像を学校で流したいと表明した。
屏東県政府文化局は、サイトに「真、善、忍美術展」の情報を掲載して、住民たちに鑑賞することを勧めた

  屏東県文化処・処長の徐芬春さんは、異なる背景を持っているが、同じく法輪功を修煉している数十人の画家たちを称賛した。「作品は真実で人を感動させます。この間、風水害とインフルエンザに出会った南台湾の人々に啓発を与えたと思います」と語った。

  サイトに関連情報を掲載しただけではなく、他の部門にも知らせるなど、屏東県文化処は、今度の美術展にかなり高い関心を寄せた。

  2009年9月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/9/10/208089.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/9/12/110754.html

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