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母は変わった

—ある年配の大法弟子の奇跡

(明慧日本)母は今年75歳で、幼いころ両親を失い、他人に育ててもらって成長しました。学校に通ったことがないので字が読めず、一生多くの苦しみを味わいましたが、しかし、心は素朴で善良です。

 1994年、私は法輪功を修煉し始めました。同年、両親が田舎から私の所へ来ました。母は私と共に煉功し、父はお酒がやめられなかったため、煉功しませんでした。2カ月後、両親は田舎へ戻ることになり、私は母に『法輪功』を渡しました。実家へ帰った母は孫に教えてもらって、『法輪功』を学びましたが、3日経っても一文字も覚えられなかったため、放棄しました。両親に法を得させるために、1995年の夏、私はまた両親を迎え、それから両親はずっと私と共に法を勉強し、煉功していました。

 毎朝、両親は一緒に煉功し、夜学法グループで法を勉強していました。母は字が読めないので、同修達が読むのを聞くしかありません。母はとても焦って、「学校へ通っていたら、私は皆と一緒に勉強できるのに」といつも言っていました。1996年、ある日の晩、父は学法グループから師父の新しい経文『真修』を持ち帰りました。家で留守番をしていた母は経文を見て、どうしても見たいと言いましたが、父は「おまえは字が読めないだろう。見ても意味ないだろう」と言いました。ところが、母は焦って読みたいと言い募り、経文をもらって読み始めました。最初から最後までミスなく全部読み終えました。父は非常に驚きました。「師父が教えてくださった」と母は言いました。

  母は漢字が読めるようになりましたが、数字は読めませんでした。例えば、「1」と「2」という数字はそれぞれ読めますが、「12」は読めませんでした。本のページ数も読めませんでした。2006年のある晩、夢の中である声に教えてもらって、それからページ数が読めるようになりました。母は毎日一文字ずつ法を勉強しており、スピードはますます速くなり、現在、毎日『転法輪』を2講ずつ勉強しています。しかも、すべての法輪功の書籍も読めるようになりました。ある日、私は母に『洪吟』を2冊渡しました。『洪吟』の中には繁体字が多くありますが、母はミスなく全部読めます。「間違って読んだ時、師父が直してくださり、再び読むと正しくなる」と母は言いました。

  母は毎日子供のように嬉しそうににこにこしており、皮膚はつやつやとして白く、ほのかに赤みがさしており、誰からも若いと言われています。2008年、母に2回生理が来ました。「どういう意味か分かる?」と私は母に聞きました。母は「これは師父が私の命を延ばしてくださったから。修煉をもっと頑張らなきゃ!」と言いました。

  先日、私は息子の嫁と一緒に母のところを訪れました。部屋に入った途端、母は「大法は本当に智恵を開いてくださった。私は今『百家姓』を暗唱できるようになった」と言いました。なぜ急に暗唱できるようになったのかと聞くと、「この前、深夜に目が覚めて、『百家姓』はとても良いものだと思ったら、暗唱できるようになった」と母は答えました。嫁の要求に応じて、母は一文字ずつ暗唱し始め、スピードはますます速くなりました。「ミスは一つもない、本当に不思議!」と嫁は言いました(嫁は修煉していない)。母には歓喜心や顕示心などはなく、母は自分が偉いわけでもなく、すべて師父が教えてくださったことであり、大法はとても不思議で、大法がなければ、自分は今日まで生きてくることはできなかったと言いました。 

  母は修煉してからますます純粋になり、個人の観念も少なくなっています。精進している時、師父が多くの物を見せてくださり、他の空間の花、草、木などが見えます。法を勉強している時、字が動いており、立体になり、それに色も変化し、時には、本の中にたくさんの仏があふれている光景も見えます。

  母は常に「法輪大法は素晴らしい」と念じるべきだと悟りました。「私の身体のすべての細胞が念じており、五臓六腑も念じており、とても気持ちが晴れ晴れとしている。今あなたと話している時も心で念じており、わざと念じているわけではなく、自ずと念じている」と母は言いました。

  母を見た人は皆、母の元気な身体を絶賛しています。母は正々堂々と真実を皆に伝え、「法輪大法を修煉して、元々患っていた糖尿病、半身麻痺、リューマチ、白内障などの病気は治り、歩くときは身体が軽く、いつも走りたくなります。法輪大法は本当に素晴らしいもので、『法輪大法は素晴らしい』、『真・善・忍は素晴らしい』と念じましょう」と人々に教えています。ある日、母はある年配の男性に会い、その人の片手には刺がたくさん生えており、何も触れられないのです。十数年前、その人の母親が亡くなった時、彼はずっと母親の手を握っていた挙句、手に刺が生えていっぱいになり、すでに十数年も経っているそうです。母は「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」と彼に教えました。彼は信じて念じるようになり、結局1カ月後、再び彼に会った時、手にあった刺はすべて消えていました! その手はもう一方の手よりずっと綺麗になっていたのです! これらの奇跡は修煉していない人にはどうしても理解できないことでしょう。

  母の修煉体験を書いた目的は、大法の素晴らしさや不思議さ、師父の慈悲深さや偉大さを裏付けたいのです。同時に、同修と共にさらに精進したいと思います。特に、年配の同修はもっとこの大切な時間を利用すべきで、家庭のこまごました事に惑わされることなく、この千年万年の縁を大切にしましょう。

  2009年9月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/9/14/208276.html

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