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中国共産党による拷問手段:木挟み

(明慧日本)中共が法輪功修煉者を迫害する時、よく用いられる手段として木挟みという刑具がある。木挟みというものは幅が50〜80センチ、奥行きが30〜50センチ、厚さは10〜15センチ、重さは20〜80キロまで様々である。木挟みの真ん中に穴が二つあり、足を固定するためのものである。この重い刑具を付けると、日ごろの活動が困難となり、ベッドの上でしか活動できなくなる。なぜなら、この刑具を付けたまま立つと、重みが両足にかかって歩けなくなり、無理に歩こうとすると足を傷つけてしまうからだ。他人の助けがなければ自力でトイレにも行けない。一旦ベッドから降りると、再び上がるのは至難の業である。

 夜寝るとき、寝返りを打つこともできない。冬は掛け布団を両足に覆うこともできず、夏はズボンを脱ぐこともできないため、シャワーを浴びることもできない。

 ある法輪功修煉者は木挟みを付けられ、3月でまだ夜は寒く、体を縮こまらせようとしてもできなかった。また、労働教養所の看守らはいつも、法輪功修煉者に木挟みをつけて重労働を強制している。このような刑具を一ヶ月以上付けると、両足の筋肉がほとんど萎縮してしまい、その後、この刑具をはずしても自力でなかなかベッドに上がれない。

 木挟みを付ける以外に、もう一種類の残虐な拷問がある。それは木挟みを付けたまま床の上を這わせることである。止まったり、やめたりするとすぐに暴行を加えられる。一時間這うと、両手、両足と両膝が血だらけになってしまう。

 2009年9月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/9/15/208333.html

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