■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/09/17/mh182519.html 



四川省:拘束中の尹思栄さん、家族の面会も許可されず

(明慧日本)四川省成都市の法輪功修煉者・尹思栄さんは2009年7月31日、重慶市万州区で強制連行された後、ずっと断食をして不法な逮捕及び迫害に抗議している。

 万州公安局側は尹さんに対し、労働教養処分と通達する一方で「身分未確定」と故意に嘘をつき、家族に法律文書を渡さず、弁護士の介入を阻んでいた。結局、家族と弁護士による努力の結果、万州区公安局は9月3日、やっと面会に必要な「拘束通知書」を家族と弁護士に渡した。しかし、それとほぼ同時に、尹さんの労働教養処分が弁護士に知らされた。しかも当日、尹さんを重慶万州塘坊労働教養所(文城鎮)へ移送した。

 尹さんの妻と娘は9月7日、万州塘坊労働教養所を訪れ、面会を要求したが、尹さんはすでに西山坪労働教養所に移送したと言われた。親子は急いで西山坪に駆けつけたが、受付の事務員に「面会できない」、「上が許可しない」などと横暴に拒絶された。

 労働教養処分を受ける前に、尹さんはすでに断食を始めて1カ月以上が経過していた。現在、健康状態が一層懸念されている。特に、弁護士の面会も禁止されたことに、更なる疑惑の陰が見えている。

尹思栄さん

 西山坪は重慶市における法輪功修煉者を迫害する重要な拠点となっている。数え切れないほど残虐の限りを尽くし、あらゆる手段をもって迫害し、非常に悪名高い教養所である。洗面・入浴の禁止、猛打・スタンガン攻撃・棒打など。冬には凍えさせ、夏には長時間、炎天下にさらす。食事や飲み物を与えず、手錠をかけて吊るすなど極めて惨虐で恐ろしい拷問により修煉者を迫害している。今年の元旦、重慶市江津の法輪功修煉者、元江津区税務局幹部・江錫清さんは当教養所で迫害され死亡し、この事件は海外からも広く注目された。

 2009年9月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/9/15/208334.html

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