甘粛省金昌市:王玉梅さんと李霞さんが不法逮捕
(明慧日本)甘粛省金昌市の法輪功修煉者・王玉梅さんと李霞さんは、2009年7月28日に逮捕されて、不法に金昌市拘置所に監禁されている。現在、2人は施設内で残虐に迫害され、身体がぼろぼろになり、王さんは金昌市第二病院へ運ばれた。検査の結果、肺に異常があることが分かった。
2009年6月22日午後7時頃、金昌市610弁公室の指揮者・方銀天は、金昌市公安局国保大隊の尚克武、李新華、李叙和、新華路の交番をはじめ、桂林路、浜河路、北京路等で多くの警官を動員させた。それにより、金昌市22小区52棟3口6階に在住の法輪功修煉者・王玉梅さん(40歳女性)、甘粛民勤県出身で二鉱単身層に在住の李霞さん(47歳女性)、金川集団会社生活サービス部門から定年退職した、21小区に在住の孫彩英さん(58歳女性)、19小区地質隊2棟1口4階に在住の石汝珍さん夫婦(70)、泰和映像店を経営する、22小区に在住の李林さん(37歳女性、修煉していない)を対象に、20人態勢の警官と、10人態勢の警官が、家宅に不法に侵入して捜査を行った。しかし警官は、捜査令状を持っていなかった。それなのに敢えて他人の家に押し入り、勝手に荒らした。そして、私宅にあるパソコンや、印刷機、法輪功書籍、DVD、銀行の預金通帳(後に返却された)などの所持品を全部没収された。石汝珍さん夫婦は当日釈放されたが、孫彩英さんは不法に15日間拘留され、李林さんは不法に1カ月間拘留された。
このような迫害事例は、金昌市610弁公室の陰謀によるものである。法輪功修煉者を対象にした監視、電話の盗聴、住宅付近で待ち伏せる、それらから情報を得たものを利用して実施されたのである。金昌市610弁公室は、迫害のために使用できる公の経費で、警官やスパイなどのならず者を買収したうえ、専ら彼らに法輪功修煉者を待ち伏せ、尾行、監視、盗聴、侵入捜索などをやらせて迫害の口実を作らせた。そして、金昌市公安局国保大隊を指揮本部にした組織を立ち上げて大規模な弾圧を行った。実は、金昌市国家安全局は影武者として、迫害を加えるための準備を整えてきた。迫害の対象にされた修煉者が一旦捕らえられたら、その2つの機関は悪行を働きはじめ、不法に判決を下すよう、裁判官などを誘惑したり、脅迫したりした。
610弁公室は、1年間かけて迫害計画を企てていた。金昌市公安局国保大隊の署長・尚克武は「肥えるほど養え、そして殺す!(すなわち迫害口実の準備ができたら、重い懲役を科して加害するという意味)」と迫害準備計画を自慢に誇っていた。王玉梅さんと、石汝珍さん夫婦に対して監視するほか、携帯電話も盗聴された。孫彩英さん、李林さん、李霞さんに対して尾行と待ち伏せをした。610弁公室は、大規模な弾圧プロジェクトを結成した。こうして中央政府からの高額な経費を迫害に当てたのである。方銀天さんは、金昌市綜合治理案と精神文明案を名目にして、610弁公室の専門会議を行わせた。それに参与した機関の役所、検察院、法廷、司法部を連携とした体制を強化し、政治操作による迫害命令を下した。金昌市公安局国保大隊・尚克武は、李新華と李叙和に命じて大規模な逮捕を行わせた。
610弁公室の役人は「明慧ネットから法輪功のことを把握している。勝手にその動向と情報を収集している。一番新しいニュースもすぐに分かる」と図々しく言い張っていた。そうであるならば、明らかにその役人らは、法輪大法は世界中の人々に愛好されていることも、また迫害状況の深刻さも知っているはずである。また、善に向かう修煉者の体験談文章もきっと読んでいるはずである。しかし、長い間法輪功のことを知っているにも拘らず、敢えて個人の利益のために10年間も迫害を続けてきた。金昌に在住する法輪功修煉者達と、この世の中に生存している多くの人々に悪い影響を与え、善い人になろうとする法輪功修煉者達に、この上ない苦痛と不幸をよくも平気で行えたものである。しかし、実は彼ら自身も家族にもっと大きな災難をもたらしているのである。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2009年9月18日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/9/16/208428.html)
明慧ネット:jp.minghui.org
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