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河北省:田紅光さんは迫害を受け、危篤に陥る

(明慧日本)田紅光さんは2009年8月28日、強制連行され、定州市留置場に拘禁された。9月11日、一年半の労働教養処分を言い渡され、高陽労働教養所に移送された。迫害を受けた田さんは、めまいがして気分が悪くなり、心拍数は毎分130にまで上がり、一人で日常生活を送れなくなり、毎日少しの流動食によって生命を維持している。

 定州市警察署、610弁公室、北城区、北城派出所の警官ら十数人は8月28日早朝、東関大隊の警備員・陳保成と共に田さんの自宅に侵入し、家宅捜査をした。十数人の警官らは、パソコン本体、プリンタと未使用ディスクを奪い去り、さらに田さんを留置場に連行した。田さんは拘禁中、同室の死刑囚に足で頭を蹴るなど暴力をふるわれ、目の周りに青あざができ、顔が腫れ、さらにめまいがして気分が悪くなり、食べ物がノドを通らなくなった。教養所側は、田さんの家族が何度も面会を申し入れたのに対し、正当な理由もなく却下したたため、家族は田さんの状況を知ることができず、ただ一年半の労働教養処分を言い渡されたことしか分かっていない。

 田さんはその後、高陽労働教養所に移送された。高陽労働教養所は9月14日、田さんの家族に電話をし、田さんが食事を取らないため、見に来るようにと伝えた。これにより、家族は田さんの行方がやっと分かった。田さんは現在、一人では日常生活を送ることができず、歯を磨くことさえ他人の助けが必要で、非常に体が弱っている。

 田さんの妻は、法輪功を修煉しているという理由で、2002年に10年の実刑判決を言い渡され、現在、河北省女子刑務所に拘禁されている。田さんと妻の間には中学に通う娘がいて、2人の両親が連行されてからは父母のいない孤独な子供となり、田さんの高齢の父母が面倒をみている。

 田紅光さん(42歳男性)は河北財経学院を卒業し、定州市発展銀行で勤めていた。1999年7.20、中共が法輪功を弾圧してから、田さんの会社は何度も田さんに法輪功への信仰を放棄するように強要したが、田さんの心を動かすことはできなかった。2001年末、ついに会社に辞職に追いやられ、それから連行される前までは民間企業で働いていた。

 田さんは法輪功を修煉する前は、足がいつも痛かったが、修煉してから身体が健康になり、いつも大法の教え「真、善、忍」に従い、善良な人を目指していた。銀行に勤めていた間、仕事の関係で、仕事を頼まれたときはいつも贈り物をされるが、田さんはいつも断り、食事に招待されても断っていた。どうしても断れないときは、食事後に食事代を渡した。

 田紅光さんは1999年から2000年の間に2回、洗脳班に無理やり入れられた。2000年7月に一カ月余り拘禁され、定州市公安局に保険金として4000元をゆすり取られ、釈放された。

 2002年2月、田紅光さんは定州市公安局に逮捕され、3年の労働教養処分を言い渡され、保定労働教養所に拘禁された。保定労働教養所に拘禁されていた間、相次ぎ白建立、陸本軍、馬鉄柱から関連情報を言うことを強要された。馬鉄柱は、田さんを窓の枠に手錠をかけ、足のつま先がぎりぎり地面に着く位置で4、5時間つり下げた。それでも、法輪功への信奉を放棄しないため、李大勇、劉慶勇、王磊、茹吉祥、宋亜鶴、劉越勝などに何度も殴打され、スタンガンで電気ショックを与えられ、睡眠を許されず、さらに窓すべて密封した個室で迫害を行った。こうして最終的に、田さんは食べ物がノドを通らなくなり、身体ががりがりに痩せた。労働教養所はここまで来て、責任を逃れるために田さんをようやく釈放し、田さんはやっと家族の元に戻った。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年9月19日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/9/17/208513.html

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