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それぞれの絵に、それぞれの物語がある(写真)

(明慧日本)台北県三重市社教館で2009年9月4日から13日まで、「真善忍国際美術展」が開催された。

 12箇所の学校の1100人あまりの教師と学生が団体予約した。観客らは、「パンフレットの『純粋な呼びかけ』に描かれた女の子の毅然としたまなざしは、人々に今起きている事に注目することを呼びかけているみたいだ」と評価した。

美術展の開幕式に参加した人々

 7日から11日、教師と学生らが団体で作品を鑑賞した。幼苗国際託児所、フレーベル託児所、大全幼稚園、白鳥園託児所、育林文教機構、新永福幼稚園、児童天地託児所、三光小学校、修徳小学校、正義小学校などの12箇所の学校の教師と学生が作品を鑑賞した。中には、ずっと前から法輪功を学んでいるクラスもある。

 心の宴

台北県の王棋議員が美術展を祝賀

 台北県の王棋議員は、「『真善忍美術展』を行う国家には同じ共通点があります。すなわち宗教信仰の自由です。美術展の作品は、全部自身の価値と精神の表現を持っています。学ぶべきものは、『真』と『善』だけではなく、『忍』もあります。もしみんな心を込めて学ぶと、社会を浄化し、国は平和になり、百姓たちは幸せになると思います」と話した。

新三才文化協会副理事長の張錦華教授(左)と台北県の李倩萍議員が開幕式に参加

 台北県の李倩萍議員は、『純粋な呼びかけ』に描かれた女の子の表情を見て心が痛くなったと話した。「なぜ最も基本的な人権である宗教信仰が中国大陸では迫害されるのでしょうか? 作品は、法輪功修煉者が中国大陸で行われている迫害を如実に表現しました。また、『小さなプレゼント』は、『善』を表現して、人と人の間には、善の心を持つべきと教えています。『路頭に迷う』という作品は、『忍』を表現しました。家族を守るために、信念を堅持するために、やむを得ず家を出て苦しい生活をしている修煉者の堅い信念と静かな心を表現しました。特に、天使が現れて彼女を励ます場面は、彼女の心の幸せを表現しています。美術展の作品には全部物語があります」

 正義は悪を取り除き、心を慰める

新庄市栄富小学校の羅栄森校長

 新庄市栄富小学校の羅栄森校長は、「芸術の美を鑑賞できるだけでなく、人間性を向上させることもできます。美術展を通じて、法輪功修煉者の真理に対する貢献が分かりました。現在の台湾は天災に直面しています。芸術、教育および文化の力を結合して、人々に持続的な注意を呼びかけたい」と話した。

娘を連れて開幕式に参加した五股郷代表会の張晋テイ副主席

 五股郷代表会の張晋テイ副主席は、娘を連れて開幕式に参加した。「作品を見て、震撼され、感動しました。『純粋な呼びかけ』に描かれた女の子の毅然としたまなざしと、彼女が掲げた『KILLED FOR THEIR BELIEF(信仰のために殺される)』という文字は、人を感動させます。法輪功に対する共産党の迫害は本当にすさまじいです。台湾は、これらの善良な人たちを守るべきです」

 張副主席は、去年の「五股郷体育祭り」で法輪功の煉功動作を見た後、法輪功を学ぼうとした。今度の美術展で、彼女はもう一度法輪功のビデオと書籍を買う方法を聞いた。

 張晋テイさんのアシスタント役である陳薇莉さんは、「作品は真実を表現しました。迫害を受けながら、信仰を堅持する姿は人を感動させます。『天使の審判』が好きです。天使は平和でかわいいです。正義を取り除く姿は、人心を慰めます」と話した。

 子供たちの心が静かになった

修徳小学校の教師と学生が美術展を鑑賞

 修徳小学校の張先生は、会場に入る時に騒いでいた生徒たちが、作品を鑑賞した後は静かになったと話した。「『純粋な呼びかけ』は、前面がはっきりしていて、ぼやけた背景によって際立っています。女の子のまなざしは、中国共産党によって迫害される法輪功修煉者たちを注目することを呼びかけています」

 四年生の郭さんは「良い人になって良いことをやりたいです。悪いことをやるとバチが当たります」と話した。

 蔡さんは「良いことはたくさんやるべきです。気をつけなくて間違いをしたら、次回は改めなければなりません」と話した。

 洪さんは「中国共産党は、良い人を欺いています。法輪功修煉者を傷つけないことを呼びかけます」と話した。

 六年生の洪さんは、『金鋼不動』という作品で、煉功する女の子が静かで専念する心を見つけ、激動していた。

 陳さんは、法輪功を学びたいと示し、美術展を見てこそ法輪功の迫害事実が分かったと話した。「人々は『真、善、忍』を学ぶべきです。迫害される法輪功修煉者の堅い信念は本当に偉いです」

 譚さんは「『真、善、忍』を修煉することは間違っていません。間違ったのは私利私欲のために法輪功を迫害する中国共産党です」と話した。

 善の心を持つ

 李先生は、「ガイドの話を聞くと、子供たちは、いい信仰に出会うと心を浄化する効果があると分かったようです。元々は、平凡な美術展だと思っていましたが、見た後は感動しました。母として、『帰る家がない』と『孤児の涙』から深い感慨を受けました。親が迫害された子供たちの将来が心配でたまりません。『忍』の重要性をより深く理解できました。心が広いと福も多いです」と話した。

美術展を鑑賞する育林文教機構幼稚園の子供たち

 育林文教機構の王主任は、「美術展を通じて、子供たちの心の奥深くに善が伝わりました。啓発性があり、心を浄化します。現代人の中には心が悪い人が多いので、美術展を鑑賞して心を浄化することを勧めます」と話した。

美術展を鑑賞する新永福幼稚園の子供たち

 新永福幼稚園の陳先生は、「宗教信仰は自由です。宗教は、人に善の心を持つことを教えています。現在の子供たちは乱暴ですので、道徳教育が非常に重要です。『純粋な呼びかけ』に描かれた女の子は、まるで『いち早く善良な人になってほしい、頼みます!』と叫んでいるみたいです。一人ひとりが善の心を持つことを期待します」と話した。

 美術展を鑑賞し、法輪功を知る

姉と友人と一緒に美術展を鑑賞する周さん

 周さんの職場の社長は法輪功修煉者である。彼は社長の紹介で、美術展を鑑賞した。この美術展を鑑賞するのは三回目。以前、彼は士林と芦洲での美術展を鑑賞したことがあった。

 周さんは、日常生活でたくさんの法輪功修煉者に出会い、みんな善良な人だと思ったという。

 法輪功に対しては、少しずつ理解を深めており、関連情報を家族と交流したりする。「画家の気持ちが分かります。『孤児の涙』と『一時出所』などの作品は、人を感動させます」

 清伝商工職業学校二年生の陳さんは、母親の話を聞いて見に来た。「作家の努力とガイドの解説を聞いて作品の内容が分かりました。作品は生き生きとして、人の心を静かにします」

ガイドの解説を聞いている呉さん夫婦

 呉さんは、会社のマネージャー邱さんの縁で、もう一歩、法輪功を知りたいと思ったという。彼の話によると、邱さんは本当に良い人である。今回、呉さんは新婚の奥さんを連れて美術展を鑑賞した。彼は『説法図』から歩くべき道を探した。美術展を通じて、彼は『転法輪』を読み始めることを決めた。

 2009年9月19日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/9/17/208508.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/9/18/110946.html

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