教授は大法を信じ、奇跡を起こした 文/西安の大法弟子
(明慧日本)2009年8月30日、バス停で私は大学時代の教授と出会いました。私はすぐに「教授、こんにちは」と教授に挨拶しました。教授は少し戸惑った様子で、「君はどういう名前でしたか」と聞きました。私が自己紹介した後、教授はすぐに私の手を握って「本当にごめんなさい、以前のことはほとんど忘れました。すぐに君の名前を思い出せなくてすみませんでした」と申し訳ない口調で話してくれました。私たちは話ながら、同じバスに乗りました。
バスの中で、教授は近況を教えてくれました。3年前、教授の奥さんが亡くなりました。その年、教授自身も交通事故にあって、3本の肋骨が折れ、頭部を負傷しました。そのため、教授はベッドで横になって、意識ももうろうとし、記憶喪失になってしまいました。そのとき、教授の周りの人たちは、教授の今後の生活のことをとても心配していました。
しかし、教授は「陝南から見舞いに来た私の親戚は、私に『法輪大法は素晴らしい』、『真、善、忍は素晴らしい』をよく暗誦し、信じるようにと教えてくれました。私は思わず『分かりました』とうなずきました。退院したとき、私は以前のことを忘れてしまい、親戚から教えてもらった言葉だけを覚えていました。家に帰った後、私は、毎日この言葉を繰り返して暗誦しました。しばらくして、私は自力で生活できるようになりました。私は一人でマンションの5階に住んでいますが、毎日買い物に行くとき、階段を上がり下がりするとき、この言葉を暗誦しています」と嬉しい表情で私に話してくれました。
私は「バスに乗ってどこへ行くのですか」と聞き、教授は「市場に行きます。そこの市場の野菜は品種が多く、新鮮です」と答えました。私は「こんなに遠いところに買い物に来て、道を覚えられますか」と心配して聞きましたが、教授は「大丈夫です。これらの道も全部思い出したんですよ」と微笑みながら答えました。私は、教授が大法の恩恵を受け、記憶力が徐々に回復していることが分かり、教授に「その言葉をぜひ続けて暗誦したほうがいいですね」と励ましました。教授は「もちろんです」と真剣な表情で言いました。
バスを降りる時、教授は「見て、この言葉を暗誦したため、白髪が黒くなってきたんですよ」と喜んで言いました。教授の黒くなった髪と丈夫な体を見て、大法を信じている教授のことを嬉しく思いました。
記憶喪失、痴呆に近い状態、自立生活ができない70代の老人が、常に「法輪大法は素晴らしい」、「真、善、忍は素晴らしい」と暗誦したため、奇跡を起こしました。
2009年9月19日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/6/207841.html)
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