■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/09/20/mh212957.html 



悔いのないよう修煉する

文/中国遼寧省の大法弟子

(明慧日本)修煉の中で、私たちは社会に対して円融すべきです。師父が教えてくださったように「常に心性を修める」(『洪吟・真修』)という法理を忘れず、すべての行動や考えを法に基づいて行い、よくない念が脳裏に現れれば、直ちに正念を持って取り除き、内に向けて自分の不足を探せば、慈悲心を表すことができます。怨みや憎しみをなくせば、他人に悪口を言われても心が動じることなく、よくない物質が瞬間に解体されます。そして私は見たのですが、黄色とも黒とも見分けのつかない殻が割れ、自分がその中から軽やかに飛び出し、一輪の花のように空中に漂っていました。まさに師父がおっしゃったように「浄蓮法中に生ず」(『洪吟二・香蓮』)なのです。その美妙さは人間の言葉で表すことができません。

  私は1996年に法輪大法を修煉し始めました。その当時の私は多くの病気を患い、医者からは死の宣告を下されました。しかし、修煉してからまもなく病気が消え、健康を取り戻しました。それは師父が再度私に生命を与えてくださったからです。

  修煉を始めてからの最初の関門は、私が学校に通ったことがなく、大法の書籍を読めないことで、心は非常に焦りました。そこで私は「真・善・忍」の三文字に基づいて修煉することにしました。文字を読めなくでも、私はずっと本を開いて目で文字を追いました。人に教えていただいて、短い間に大法の書籍を全部読めるようになりました。これは師父が、私がどうしても本を読みたい心が固いため、手助けしてくださった結果なのです。

  1999年7月20日以後、情の関門を乗り越えることができないとき、師父が「舍尽」(すべてを捨てる)の二文字を顕し、私に悟らせようとされましたが、私は悟れませんでした。私は2000年に北京に陳情のため上京したとき、強い執着を持っていました。それは今の家庭から離れたいために、結果として連行され無駄な道を歩いてしまいました。家に戻った私が出遭ったのは、夫からの修煉を止めさせようとする圧力でした。私は夫を説得するため努力しましたが、夫は悪党の迫害を恐れていたようでした。そして私に対し「もし修煉を続けるのなら、私たちは離婚しよう! 家や財産は1元たりともお前にやらない」と言いました。

  私は「修煉のためなら、私は何も要らない。私の心はただ一つ修煉を堅持することだけです。どんな圧力も私をやめさせることはできません」と言い、私たちは離婚手続きのため民生局に行きました。ところが「結婚証」が紛失していたため、離婚の手続きができませんでした。そのとき私は、はっきりとわかりました。離婚できなかったのは、師父が弟子の修煉環境を失わせないためでした。

  家に戻った夫は「離婚でないようだから、離婚は諦める。ただ国がお前たちの修煉を認めていないので、私も認めない」と言いました。私は、「私は修煉してから病気が全部治りました。あなたが罹った4種類の病気まで治りました。あなたは私たちの師父に感謝すべきなのに、なぜ私の修煉を阻止しようとしているのか理解できません」と語り続けました。それからしばらくの間は、夫が外出したときに私は法を学び、夜寝ているときに煉功をしました。時には見られると罵声を浴びせられ、手を出されることもありましたが、私は気にしませんでした。

  夫は自治会で仕事をしており、役場や「610弁公室」から法輪功に対する特別な任務が下された時は、家に戻ると不機嫌になり、怒り出し、罵声が飛ぶのです。私はそのたび夫に「私が真・善・忍を修煉し善い人を目指すことは、間違っていません」と話すのです。私は師父の「内に向けて探し、心の中で鋼鉄を溶かすほどの慈悲を持つ」という内容の法理を肝に銘じていました。私は夫を溶解しようと努力しました。今の夫は別人のように変わり、私に掛ける言葉も優しくなり、以前のように大声で叫ばなくなったのです。

  私が関門を乗り越えるとき、順調なときもあれば、そうでないときもありました。乗り越えられないときは、それは執着と人心が働いたからです。世間のすべての執着心を放下すると言う事は、言うのは、容易いのですが、実行するのは難しいのです。しかし、師父の言われた法理「法は一切の執着を打破することができて、法は一切の邪悪を打破することができますし、法は一切の虚言を打破することができて、法は正念(しょうねん)を固めることができるのです」(『精進要旨二・妨害を排除せよ』)。それから「あなたに非があるか否かに関わらず、内に向かって探すこと」「内を修めて外を安定させる」といったような法理を覚えていれば、関門を乗り越えることができるのです。言い換えればこのすべては師父が与えてくださったのです。

  どこに居ようと、向かい合って真相を伝えるときは、まず正念を発します。続いて単刀直入に「真・善・忍」の三文字を伝え、そして人間として真を守ること、嘘を言わないこと、人に対して善を尽すこと、悪事を働かないこと、トラブルに出会ったときは忍をすることなどを最初に話せば、真相が伝えやすくなり、より真相を理解され、相手は「三退」をしやすいのです。

  そして皆が知っている共産党の腐敗、貴州省掌布郷に現れた2億7千万年前の石が割れ、「中国共産党滅亡」という文字が現れたことが、天意であることを伝えるのです。癌患者でさえ一日でも長く生きたいのに、ましてや健康な人が自分の生命を大切にしないはずがないでしょう。それから「三退」した人に対して、「真・善・忍は素晴らしい」「法輪大法は素晴らしい」を覚えれば、劫難がやって来たときに、災いを転じて福となすことができるということを伝えれば、「三退」した人はみな納得し、喜んでお礼を言うのです。

  2003年末、私は同修の店でアルバイトを始めましたが、実は真相を伝え人々を済度するためでした。同修と一緒にいると矛盾が発生したこともありました。私は同修に人心が表れ真相伝えがよくできていないときには、注意をしました。同修は時に不機嫌になり、私が母親のように叱っているというのです。同修の言い方に納得できないため、1年以上に亘り同修の不足が見えても何も言わず、見てみぬ振りをしました。2008年5月同修は当地の派出所の警官に連行されました。そのとき私は内に向けて探し、自分にある執着心を見つけて、悲しくなり涙が出ました。自分の執着心と法を学ぶことが不十分だったため、同修の連行を招いてしまいました。

  同修は連行され、店の切り盛りは私1人でしなければなくなり、1カ月で『転法輪』をやっと読み通しました。ある日私は煉功していたとき見たのですが、蓮花の下の部分が壊れ始め、花びらが落ちてしまいました。それは妨害だと思いましたが、特に気にしませんでした。ある日7歳の外孫(大法小弟子)が遊びに来ました。そのとき私は法を学んでいました。外孫は「お祖母ちゃん、落ちたよ」と独り言をいいながら、私に近づき「お祖母ちゃんが落ちたよ」というのです。私は外孫に「なぜ知っているの」と聞きました。外孫は「ある日、ぼくほかの空間の蓮花に座り法を読んでいたら、上から物が落ちぼくの頭に当り、なんだろうと上を見たら、お祖母ちゃんだったの。お祖母ちゃんが座っていた蓮花が割れたのが見えたよ」というのです。私は驚愕し、外孫に「それじゃ、お祖母ちゃんの修煉はどこが良くできていないの?」と聞きました。外孫は「お祖母ちゃんは法を学んでいない」と答えました。そこで私は師父がよく言われたように「法を多く勉強する」ことの重要性をやっと悟ったのです。私はその後どんなに忙しくても、寝なくても法を学びました。

  師父が私に与えてくださったものは数えきれません。私は学校に通ったことはなく、感謝の意を言葉で表すことができませんが、心の中には師父に言い尽くせないほどの感謝の言葉があり、書ききれないほどの想いがあるのです。実は以前の文章交流会に、同修が代筆で私の修煉体験談を書きましたが、いずれも発表されませんでした。それは自分に執着心があったため、発表されなかったのです。第3回目の交流体験文を明慧に発送して、私が座禅をしていたとき、元神がアメリカに行きました。師父が姿勢正しく座り何かを読んでおられました。私は師父の側面から近づき覗いて見ました。師父は私が送った体験発表の原稿を読んでおられたのです。私は感激の涙を流しながら師父に「師父、本当にお疲れ様でございました。弟子が真面目に修煉することが、師父の慈悲なる済度への恩返しになります」とお話しさせていただきました。

  2009年9月20日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/6/207823.html

明慧ネット:jp.minghui.org