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甘粛省慶陽市:劉志栄さんが残虐に迫害されて死亡した事件の真相

(明慧日本)3年前、甘粛省天水刑務所で残虐に迫害されて死亡した劉志栄さん(男性)は、生前、甘粛省慶陽市西峰区団結の小学校の教師だった。2002年10月末、劉さんは法輪功を修煉しているという理由で、蘭州市城関区裁判所に、不法にも懲役15年の判決を下された。2005年12月14日、劉さんは定西刑務所から天水刑務所に移送され、それから1カ月も経たないうちに、2006年1月10日に死亡した。警官は、家族に劉さんの遺体を直ちに火葬するよう強制した。

 劉志栄さんは天水刑務所に移送されてから、第一監区第一支部隊に配属された。中隊長の王輝らはすぐに劉さんにいわゆる「三書」を書かせようとしたが、劉さんが拒否したため、トイレにも行かせない、寝かせない、座らせないなどのさまざまな拷問をした。また、警官は受刑者を脅迫して「勝手に殴れ」と命じ、劉さんに暴行を加えさせた。時には別の監視区の受刑者も劉さんに暴行を加えた。 

 劉さんに暴力をふるった受刑者らは警官に指示され、長い間、他の受刑者にも勝手気ままに暴力をふるっていたが、いわゆる、受刑者の中のボスなのである。彼らは大勢で交替しながら、劉さんに暴行を加えた。暴行を加えられた劉さんは、ズボンに大小便を失禁してしまった。実はこれも刑務所内での頻繁に行なわれている、「便を出させる」といういじめである。この天水刑務所では毎週、法輪功を侮蔑、中傷する「会」がある。警官らは、法輪功修煉者の言論の自由を完全に奪いながらも、心の中では、法輪功修煉者の人たちは非常に良い人達であることを知っている。しかし、いわゆる「三書」に記載することを強制したり、また、迫害状況が外部へ漏れることを極めて恐れており、すべての情報を封じ込めている。警官らは驚いた事に、法輪功を修煉しないなどの内容や、いわゆる「三書」にサインさせたらそれが成績につながり、ボーナスをもらえるのである。この刑務所は、外部から模範刑務所と見られており、警察当局は、現代文明の模範的刑務所だと名乗りを上げている。しかし、刑務所内の実態は人間地獄のようであり、様々な人権侵害、虐待、残酷な拷問が日常的に実施されている。それが外に知られていないだけである。

 ある日、警官に唆された受刑者らは、息絶え絶えの劉志栄さんを給湯室に連れて行き、衣服を脱がせて裸にし、トイレの冷たい汚水を、劉さんの頭から高圧ポンプでかけた。その音が遠くまで聞こえ、他の受刑者はその音で「眠れない」と文句を言っていた。当時は真冬の寒い季節だったが、受刑者らには、全く人の心などなかった。野蛮で、かつ乱暴なこの行為は人間とは思えないほど悪辣だった。隣でこれらを楽しんでいる警官らは、この悪辣な行為を受刑者にやらせながら、罪のない法輪功修煉者を思いのままに虐めているのである。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年9月21日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/20/208665.html

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