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人を救うときは的確に真相を伝えるべき


文/飛旋

(明慧日本)私たち大法弟子は皆、いち早く多くの人を救い、師父の正法について行くことを望んでいます。真相を伝え、人を救うことは人の力で成し遂げることが基本です。だから心を使い、彼らの障碍を探し当てて解決し、的確に真相を伝えるべきです。これはすでに非常に重要な着眼点であり、大法弟子が力を入れるところです。実際、師父は今までの説法で、早い段階から、真相を伝えるとき彼らの障碍を探し当て、解決するようにとおっしゃっています。

 一、師父の説法を学び直すときに気付いたこと「彼らに対して真相を伝えるときも彼らの問題がどこにあるのかを見る必要があります」(注1) 

 「しかし、彼らがどうしても表に出られなければ、あなたも力を尽くしました。実は彼らがどこで誤ったのかを見て、障碍がどこにあるかを見てみてください。彼の心のしこり、障碍をみつけたら、解決できるかもしれません」(注2)

 「善意をもって話してみてください。彼がどこに執着しているのかを見てみてください。彼に解けない執着と恐れる心があるからこういう状態になったのです」(注3)

 二、異なる法輪功の資料を使い分けて、異なる人に対応し、異なる障碍に対処する

 師父が何度も気付かせてくださったことを、私たち大法弟子は重視すべきだと思います。顔を合わせて法輪功の真相を伝え、法輪功のチラシを配り、チラシを作り印刷する前にしても、法を学び、自分の心を清める以外に、常人の次元のことを考えるべきです。例えば、法輪功の真相を知らない家族、友人、同僚、近所や道路で会う人が真相を理解しない主な障碍は何かを、徹底的に考えます。今日救う予定の人が若い学生、中年者、老年者、教養が低い人、学歴が高い人、知識人、警察・検察・裁判所の人、軍人、農民、市民、本や考えることが好きな人、本を読んだことがない人、独善的な人などなど、彼らは社会で異なるグループに所属する人で、どの資料がどの人に合うのか、彼らは法輪功を知っているのか、それらの資料は彼らの障碍を解決できるのか、などです。資料センターの人は基本的な情報のある真相資料を提供することをもっと重視すべきです。特に、正面から法輪大法を紹介する資料(法輪功は何か、法輪大法が素晴らしいということ)、直接迫害を暴露する資料(4.25の真相、天安門焼身自殺、臓器狩り)、法輪功を迫害する悪人を直接暴露する資料(人々に地元の法輪功を迫害する悪人を暴露する)です。しかし、注意しなければならないのは、焦って成功しようと思ってはいけません。一枚の資料、一枚のDVDディスクで人を理解させようと思ってはいけません。現実的にできることではないからです。なぜなら、今の常人社会はとても複雑です。例えば、ある映画は傑作であっても、世のすべての人が好きになるとは限りません。ですから、資料を異なる種類に分け、異なる人に合わせる必要があると思います。

 三、資料を配った時から、真相を理解するまでの間の距離をなくす 

 今、中国国内で法輪功の真相資料を受け取っていない人、『共産党についての九つの論評』を受け取っていない人はほとんどいません。しかし、受け取った多くの人は読んでいません。これは、多くの人が早期の中共のデマに汚染され、まだそれに影響されて、妨害されているから、法輪功の真相資料を見ようとしないと説明できます。だから、「資料を配った」、「広範囲に渡って配った」と「分かった」、「広範囲の人が真相が分かった」の間はどんなに大きな距離があるでしょうか。「資料を配った」を「人が救われた」と単純にみなさないでください。人を救うことがどんなに困難なことかを知るべきです。師父が神韻を指導されるのにどんなに巨大な、細かな工夫をされているかを考えるべきです。もし、私達は真相資料を配り終えると、今日もたくさんの人が救われたと思うということは、人を救うことに対しての認識がまだ足りないのです(当然、ここでこの点の問題を述べただけで、人を救うことは大きな課題、大きなプロセスです。それに含まれる多くの問題は本文では討究することができない)。

 真相資料を配るだけでなく、的確に配る必要があります。重点を人の障碍を解決することに置き、「配った」、「広範囲に渡って配った」ことに絶対に満足してはいけません(当然、もし今になっても資料を配ることを恐れるなら、自ら直すべきです。なぜなら三つのことをしっかりと行わないことはむなしく修煉したことになり、振り返ると保障されるはずだったことが何もないことに後悔する)。道が外れている修煉者にしても、真相を知らない人にしても、みなすべて生命です。みな各自の執着と障碍があります。深く、細かく、知恵をもって真相を伝えることの中で「深く」は次元の高いことを話すことではなく、「心の奥深くまで伝える」ということです。「細かく」は材料を選ぶことにこまごまと煩わしくなることではなく、大小や細かいことにこだわらず、医者が病気を診ているように、相手の病気がどこにあるかを注意深く観察し、事の重要度を見分け、そして必要な薬を与えるようなことです。「知恵」はたくさん努力することで、各自の修煉状況で大法から与えられた知恵、功によって障碍を解決し、人々に法輪功、迫害する邪悪な要素、神が中共を滅するという現象を本当に理解させるのです。

 個人のわずかな悟りですが、皆さんと交流をしたいと思います。

 注1:『明慧ネット十周年法会での説法』

 注2:『2004年ニューヨーク国際法会での説法』

 注3:『アジア太平洋地区学習者会議での説法』

 2009年9月21日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/13/208233.html

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