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10年間 さまざまな困難に立ち向かい、常に師父に加護されてきました


文/中国黒竜江省の大法弟子

(明慧日本)私は1998年の末から法輪功を修煉し始めました。私は幼い頃から党文化の教育を受けてきたため、闘争心や嫉妬心などの良くない心をたくさん持っています。結婚後はよく夫と喧嘩し、時には会話をすると必ず喧嘩になってしまうこともあり、離婚話を持ち出す毎日でした。 

  後に知り合いから法輪功を修煉すれば性格を変えられ、運命も変えられると聞いて、私は『転法輪』の本を読み始めました。しかし、当時党文化の教育を植え付けられていた私には、本の内容を全く理解することができず、更に、修煉とは何なのかも分かりませんでした。ただ時間がある時に本を取り出し、何ページか読むだけでした。その後『精進要旨』と他の本も読みましたが、何も理解できず、全く信じようとしませんでした。心性を修煉することが理解できなかったので、相変わらず名誉や利益のために争いごとをしたりしていました。1999年「7.20」に中共政権が法輪功を迫害し始めた時、師父は以前から全部ご承知だったのだと解り、私はようやく師父がおっしゃったことを信じるようになりました。

  大法を修煉する道を歩み始めてからすでに10年が経ちました。この10年間、師父はどんな時も私を加護してくださいました。私は執着心が強いため、いつも悟るのが遅いのです。2004年のある日、法輪大法好のステッカーを貼っていた時、目撃した人に通報されてしまいました。留置場で警官に真相を伝えると、警官に「お前は暇つぶしに僕たちに話しかけているのか? 」と言われ、私は怒りのあまり涙がこぼれました。そして、私は声を荒げて「もうあなた達には何も話しません」と言いました。後になって考えてみると、おそらく師父が私に「真・善・忍」を悟らせるために、警官の口を借りてそう言わせたのだと解りました。真相を伝えることは人を救い済度するためなのに、何故私は「真・善・忍」を守れなかったのだろうと内に向って探しました。

  迫害に遭っていた日々、師父は常に私を加持してくださいました。私に自信を与え、自分は必ずここから出ていくことができるという確信を与えてくださいました。この時すでに、私は警官から3年間の労働教養処分を言い渡され、間もなく教養所に送られる予定だったのです。しかし、師父の慈悲なる加持のもと、私は奇跡的に家に帰ることができたのです。

  家に帰って『転法輪』の第四講を読んでいた時、師父がおっしゃった「あなたがその人を恨めば、気持ちが動いたことになりませんか? そうすれば、あなたは忍を守れていません。私たちは真・善・忍を重んじますので、あなたは善も守られていません。」を目にしました。私は直ぐに、善は心の中から表れてくるものだと解りました。

  2005年、真相の資料を配りに農村へ行った時、万が一何かが起きたらどのような行動をとるべきか、私は事前に考えていました。真相資料を配り終えて、私に恐れる心が込み上げてきました。それにより、邪悪に隙に付け入られ、真相を知らない人に通報されてしまいました。そして、また不法な迫害を20日余りされました。二度にわたって迫害されたことで、私を救い出すために家族に金銭的な負担をかけました。これにより、家に帰ってから夫は私に対し腹を立て、強く責めました。私も内心から怒りが込み上げ、言い返したりしたこともありましたが、その度に後悔していました。何故なら、私の心性を高めるためだと分かっていたからです。しかし、どうしても怒りが込み上げ、屈辱感で涙が止まらなくなるのです。

  執着心を取り除く時はとても辛いことで、私はこの状態が半年間続きました。半年間学法をして、私は心性の向上を妨害している執着心を、取り除かなければならないと気付きました。そして、私は二度にわたる迫害で家族にどれだけ負担をかけたかを思い返しました。私は修煉者なので、師父がいて、法があるから、私はどんな難に遭っても乗り越えることができますが、家族は常人です。私の2人の姉は真相を伝えた際に、中共政権に迫害されたことにより、この世を去りました。家族は私がそうなることを心配して、精神的な負担をかけているのにも関わらず、私は何故家族に対して怒りを感じているのでしょう? これはすべて自分の行いが悪いからだということに気付きました。それからは、私は自分の感情を抑制するようになり、夫がどんなに私を責めたりしても私は微笑み返し、心の中で、怒りや執着心を取り除くように努めました。本当の私には、人を恨む心はありません。師父は私の心性が向上してきたのをご覧になり、直に私の中にあった悪い物質を取り除いてくださいました。私は本当に怒りの心がなくなり、家庭の環境は直ぐに良くなりました。夫も私を責めたりしなくなっただけでなく、今では私が修煉することに対し支援してくれます。夫が仕事で壁に直面した時、私は大法の理でアドバイスしてあげています。夫は修煉者ではありませんが、大法を心から信じています。

  この10年を通して様々な困難に立ち向かってきたことで、師父はいつも弟子を心配されていることが分かりました。私たち弟子は師父への感謝の気持ちを言葉では言い表すことができないほどです。私たち弟子に唯一できることは、精進し、そして三つのことをしっかり行っていくことです。そうすれば、師父のご慈悲を無駄にすることはありません。

 2009年9月24日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/13/208248.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/9/21/111000.html

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