■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/09/25/mh263291.html 



遼寧省瀋陽市:2人の不動産経営者が連行される

(明慧日本)遼寧省瀋陽市で、和合縁不動産会社を経営する法輪功修煉者・屠秀娟さん、王朝暉さん2人は2009年9月9日、瀋陽市公安局瀋河分局の警官に突然家宅を捜査された。王朝暉さんは、瀋河区国家保安局の私服警官に黒い布を頭に被せられ、手錠をかけられたまま殴打された。現在、2人はそれぞれ瀋陽市の留置所と、張土地区のいわゆる「瀋陽市法制教育学校」という名称の洗脳班に拘禁されている。2人の女性は断食をして無罪を主張し、釈放を訴えている。しかし、警官はそれぞれの家族に2人の情報を公開しないため、家族は大変心配している。

和合縁不動産会社の経営者・屠秀娟さん

 屠秀娟さんは今年39歳、以前は瀋陽陶磁器工場で働いていた。退職後は、個人経営を営んでいた。屠さんは、2003年に法輪功の修煉を始めてから「真、善、忍」の基本理念に基づいて自分自身を律し、いかなることも他人を優先に考えられるようになり、忠実で、善良で、物腰も柔らかくなった。家族や近所の人たち、同僚の人たちとも打ち解けた関係になり、皆が口をそろえて善い人だと話している。

 王朝暉さんは今年41歳、法輪功を修煉して12年が経った。王さんは身体が健康なだけではなく、とても親切で正直な性格の人で、王さんの友達は「王さんは他人を助けるのが好きで、自分が損をしても、他人には損をさせない」と評価している。

 1999年「7.20」から中国共産党が法輪功を迫害するようになってからも、王さんは法輪功への信奉を堅守した。法輪功の真相を人々に説明しただけで迫害に遭い、北京の労働教養所に強制収容され、「死人ベッド」、「手錠を掛けたまま吊り下げる」などの残酷な手段で迫害された。

 今回の事情を知っている人の話によると、9月9日、遼寧省公安局の指令の下、瀋陽市瀋河分局国家保安局大隊とその配下の派出所が屠秀娟さん、王朝暉さんを含む10人余りの法輪功修煉者を強制連行したという。

 2人の家族はそれぞれ強制連行を実行した山東廟派出所と、惠工派出所に釈放を求めたが、派出所側は責任を回避して釈放しようとしなかった。山東廟派出所の警官は、「今回の逮捕は遼寧省公安局が指令を下した任務だ」と言った。

 最近、王朝暉さんの家族は、張土洗脳班で王さんにやっと会うことができた。面会中に見たところ王さんは非常に痩せていた。屠秀娟さんの家族は未だに瀋陽市留置所に面会を禁止されている。聞くところによると、屠秀娟さん、王朝暉さんは断食をして、不法に拘禁されたことに抗議している。2人の詳しい状況を知ることができない家族は彼女らの安否を気遣っている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年9月25日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/9/16/208434.html

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