■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/09/26/mh272871.html 



馬三家労働教養所が60歳の老人に加えた拷問(写真)

(明慧日本)2005年3月、王淑芬(58)さんは馬三家労働教養所で3年間ずっと迫害を受けていた。法輪功修煉を放棄しないため、人の想像を超える残酷な「小さい椅子に強制的に座らせる」、「死人ベッド」、「上大掛」などの拷問を嘗め尽くしてきた。

 王さんは遼寧省撫順市清原県清原鎭紅河小区に住む、ごく普通の老婦である。法輪大法を修煉して人生の意義が分かり、良い人になるよう返本帰真を目指してきた。しかし、中共による弾圧によって、真理を信奉する人が迫害され、王さんも迫害の主要な対象となった。

 一、「小さい椅子に強制的に座らせる」

 三大隊の一分隊で、警官は王さんを倉庫や水タンク、トイレに一人で入れられた。小さい椅子に強制的に座らせる拷問を休まずに20時間も強いられたほか、集団暴行と洗脳も加えられた。この迫害は2カ月間つづけられ、王さんは二大隊一分隊へ移送された。

 二、酷刑と拷問

 2005年7月20日、二大隊の法輪功修煉者は全員、施設の囚人服の着用を断った。その全員が一つの部屋に押し入れられ、全員が小さい椅子に強制的に座らせるフ拷問を加えられ、食事とトイレに行くことを禁じられた。さらに、彼らは迫害の主要対象とされ、それぞれ密閉された倉庫に拘禁され、酷刑と拷問を加えられた。大多数の修煉者はこの暴行で重傷を負って立ち上がれなくてなり、自立生活ができなくなった。

 同じ迫害の主要対象とされた王さんは、大隊長・張秀栄、隊長・趙静華、石雨ら6人に髪を引っ張られたり、床に押し付けて殴る蹴るなどの集団暴行を受けた。最後には、頭が腫れて全身が真っ青のあざだらけになった王さんは、「トイレへ行かせない、死ぬほど苦しめてやる」と脅迫された。

 三、「死人ベッド」で強制灌食

口をこじ開けて強制灌食

 迫害に抗議して断食を2回した王さんに対して、警官・馬吉山ら4人は、王さんを「死人ベッド」に縛り付け、人の口より大きな開口器で息が詰まりそうになるほど唇と顎の限界まで口を開け、大量出血した。これにより、両目が濁ってふくらみ、耳が聞こえなくなり、呼吸困難に至った王さんは失神した。この拷問で王さんが命の危険にさらされたほか、33歳の修煉者・李宝潔さんを死なさせた。

 四、猛打、「吊り上げの刑」

 2006年4月、修煉者に労役をエスカレートする迫害に看守長・馬吉山、保衛科長・劉永は20人の男性警官を率いて二大隊に駐在した。張軍、王琦は王さんを猛打した後、彼女に「吊り上げの刑」の虐待を繰り返した。そして、土下座の命令を拒否した王さんを死ぬほど猛打して失神させた。

 さんざん殴った後も、馬吉山は一度起きた王さんに暴行を加え、夜に手をベッドに縛って3日間繰り返した。虐待を続けられてふらふらになり、ぼろぼろとなった王さんは苦痛のあまり食べ物さえ口に入らなくなった。
「吊り上げの刑」


 五、「上大掛」

 2006年9月、馬吉山らによって修煉者全員を「上大挂」の拷問にかけた。「上大挂」とは、離れている高さの違う二つのベッドに手と足を掛け、二つのベッドを反対方向に、四肢の限界まで引っ張る。この間、寝食や大小便を許されなかった。

 「上大掛」の迫害を加えた馬吉山、李明東、項奎麗(女)、董秀霞(女)等の中、李明東は「『転向』しない限り、こうして虐待し続けて、生きることも死ぬこともできないほど苦しめてやる。体に障害を持たせて植物人間にする」と王さんを脅した。

「上大掛」

 王さんは3年間の拘禁生活で毎日のように迫害に苦しめられてきた。食べものは家畜より悪く、18時間続く重い労役のうえ、時に仕事をやり切れなかったら、飲食や洗顔が禁止されて体罰も加えられた。甚だしい場合、無断に刑期を延長された。

 拘禁される3年前、王さんは清原県公安局の李宏斌らに殴打されたことがある。その後、2005年3月18日夜、夫とある農村へ行く途中に、清原県公安局・李宏斌らに不法に連行され、徐金栄らにびんたを食らわされ、殴る蹴るの暴行を受けた。暴行で頭部が腫れて血だらけの顔になった王さんは、「誰が最後まで耐えられるか。今度こそ、殺してやる」と脅された。こうして、脅迫したり暴行したりされても王さんは何も言わなかったため、馬三家労働教養所に拘禁された。

 2009年9月26日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/8/26/207134.html

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