日本明慧
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胡錦濤訪米、元国会議員キルガー氏が法輪功への迫害停止を呼びかける(写真) (明慧日本)国連の一連の会合の翌日の2009年9月23日、一部のニューヨーク法輪功修煉者は引き続き、胡錦濤・中国共産党総書記が宿泊しているウドルフホテル前で平和的な抗議を行い、法輪功への迫害を停止し、迫害の元凶を容赦なく裁くよう要求した。
午後2時頃、国連サミットに出席する元カナダアジア太平洋局長で、元ベテラン国会議員デービッド・キルガー(David Kilgour)氏は、法輪功修煉者の抗議現場を訪れ、迫害反対への支持の意を示した。キルガー氏はマスコミに対し、胡錦濤に「中国共産党による法輪功修煉者への迫害は犯罪行為であり、直ちに停止しなければならない」と告げた。同時にギルガー氏は国際社会に対し、中国共産党が人権を踏みにじり、法輪功修煉者をひどく迫害していることに注目し、共に迫害を制止するよう呼びかけた。 キルガー氏は調査報告書『中国・臓器狩りの実態』の著者の1人でもある。彼はカナダの人権弁護士デービッド・マタス(David Matas)氏とともに、かつて中国の労働教養所に拘束された多くの法輪功修煉者に会って取材した。これらの法輪功修煉者たちは血液検査を強要され、拷問で虐げられ、ひいては殴打で死亡させられた。拘束されている間は毎日空腹のまま16時間も働かされ、夜には混雑した部屋でろくに休めず、製作した洋服や箸、クリスマスグッズは世界各地に輸出されている。 キルガー氏によると、中国共産党は、常に中国の人々の生活水準のレベルアップを強調することにより、中国政府の行政腐敗、日増しに深刻になる貧富格差、虚言と暴力の統治手段に及び基本的人権の侵害に対して世の人々の視線を逸らしているという。しかし、統計によれば、約87%のアメリカ人は中国人に対して善良で良好な印象を抱いているのに対し、約89%のアメリカ人は中国共産党に対して不満を抱いていることが分かった。 キルガー氏は、「中国共産党は19世紀の強盗のように、今日の中国企業のすべてを所有し支配しているが、政府は人民の辛労を労わらないばかりか、廉価な労働力を利用している。それは中国が安い商品を輸出できる原因だと考えられる」と指摘した。 さらに「2005年の一つの推測によると、中国全土に340の労働教養所があり、30万人近い受刑者が拘束されている。2007年のアメリカ政府の報告書の推定によると、労働教養所に拘束された人々の半数以上が法輪功修煉者であるという」とギルガー氏は述べた。
当日の平和的な抗議活動は、周辺の市民及び警察官達の支持を得た。マリア・オスター(Maria Oster)さんと娘のアンドリー・ゲイシ(Andrea Geise)さん親子は真相を知った後、「すべての人が自由を有するべきです。善良で無実な人を迫害するのは恥ずかしいことです。中国共産党総書記は法輪功修煉者の自由を取り戻すべきです(Let them free)」と話した。 2009年9月27日 (中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/9/24/208945.html) |
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